2021年06月18日

愛着それとも無頓着

3日ほど前に使っていたボールペンのインクが
なくなり、書けなくなってしまいました。
決まった書類を書くために、書類とセットしてあったボールペンで
他の物に使うことはほとんどありませんでした。
書きやすさで選んだもので特別な思いがあるわけではありません。
愛着と無頓着の中間と言ったところです。

どんなものに愛着と無頓着があるか・・・・・どうでもいい話ですが
考えてみました。
身の回りで考えると、湯飲みは昔から好きです、高価な湯飲みは
ありませんが、30以上あるでしょうかどこで買ったのかは覚えています。
今使っているのは山口県で買った萩焼の湯飲みで、えこーで
使っているのは上の娘が、お湯割り用に買ってくれたものですが、
今ではコーヒー用になっています。
無頓着なのは茶碗、ご飯の量がこれくらいならいいかという大きさで、
500円ほどのものでした。
お箸は名前入りのお気に入りを使っています。

最新式とか高価だからといって愛着が生まれるものでもありません。
戦友と言えばいいのか、古くなりましたがずっと使い続けているのが
ステンレスの水筒です。
スーパーの安売りなら1000円を切って売られている水筒ですが、
四国遍路にはほとんど一緒でした。
水筒の容量が500cc重量が500g、少しでも荷物を減らしたい
歩き遍路で500gの水筒は負担になります。
わずか500gですが1日背負って歩いても重量は変わりません。
水筒の代わりにペットボトルなら飲んだ分だけ軽くなりますが、
冬場の寒い時に熱いお茶、夏場の暑い時に冷たいお茶、疲れた
体にしみわたります。
何度も落としているのであちこちへこみや傷だらけですが、やはり
手放せません。

無頓着と言えば・・・・・「今晩何が食べたい」
「何でもええで」
「暑いけど鍋はどうやろ」
「何でもええよ」
「そうか・・・・・・八宝菜は」
「何でもええ、漬物があったらええ、茶漬けでもええし」
食べるものにはあまり執着がないというのか、満腹になれば
こだわりは少ないほうだと思います。

人によって愛着や執着があるものと無頓着なものが違うと思います。
1本何万円もするワインに目がない人もいれば、ワンカップの
お酒を飲むのが至福の時の人もいるでしょう。
最高ランクの牛肉しか食べない人もいれば、ホルモンが大好物の
人もいます。
人それぞれ、そのことで争わないですんだり争ったり。
人と仲良くしていくヒントが、その人が愛着を持っているものの
悪口を言わない、愛着を持っているものの話を聞く・・・・・と言うことは
ケンカして仲たがいするのも簡単なことか・・・・・。

Posted by いとう茂 at 14:09│Comments(0)
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