2022年06月04日

釣り

5月22日にえこーの家族会で4回目の外来魚駆除魚釣り大会を開催しました。
ひきこもり・不登校の当事者と家族に、くつろいで楽しんでもらう企画ですが、
個人的に楽しむ釣りに行ったのはいつだったか、思い出すのに一苦労・・・・。
子どもの頃は琵琶湖で毎日ほど釣りをしていましたが、
水質汚染が進んで琵琶湖から海へ、これが30歳前後だったと思います。
最初は岸から豆アジを釣っていたのが、ゴムボートを買って沖の防波堤での釣りに変わりました。
アジも二回りほど大きくなり、チヌ、アオリイカ、ヒラメや石鯛の子どものサンバソウも釣れました。
釣れない時は防波堤に寝転んで、満天の星を眺めながらビール。
流れ星もたくさん見ましたし、釣れなくても満たされた気分でした。
これが10年ほど続いたでしょうか、その次は商店街の仲間に誘われて海上の釣り堀でした。
ハマチやカンパチの強烈な引きを体験するまでには少し時間がかかりました。
釣り堀なら釣れて当然と考えていましたが、潮の流れや季節によって魚が集まる場所が違ってきます。
水温が高いと魚が浮いてきますし、低いと底の方でかたまっています。
ハリスの太さやエサも状況に合わせて使い分けが必要で、座る場所で釣果にも差が出ます。
10メートル四方のマスで20尾対0尾ということも珍しくありませんでした。
メインの魚種は真鯛で他にはシマアジ、ハマチ、カンパチの青物や石鯛、
イシガキ鯛にヒラメも釣れますし、クエの仲間のハタマスも釣れます。
毎月ほど釣り堀に出かけて釣りを楽しんでいましたが、釣った魚は食べなければいけません。
子どもも「鯛はもういいわ、石鯛かシマアジを釣ってきて」とリクエストですが、
そんなにうまくはいきません。
鯛を20尾持って帰ったら、さあ大変です、家で食べられるのはせいぜい3尾、
残りは近所や親せきにおすそ分けです。
鯛だけならいいのですが、そこにハマチが3尾、シマアジが5尾とグレも5尾、そんな時もありました。
子どもだけでなくこちらもタイはもういいわ・・・だったら釣りに行くな・・・
そんな声は出ませんでしたが・・・はぁ~また鯛か、どうでもして・・・母親のため息は何度も聞きました。
釣るのは面白いのですが、食べることを考えると・・・・、
これが20年ほど前でここから何故か四国遍路に方向転換です。
釣りにも行って遍路にも行く、これではお金も時間も足りません。
いつの間にか遍路に絞られて現在まで来ています、
これはこの先も変わらないように思うのですが・・・・行けません・・・。

Posted by いとう茂 at 23:27│Comments(0)
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