2022年09月26日

28回目のえこステ(ひきこもり、不登校家族の会)が終わりました

えこステの28回目を日曜日に開催し、無事に終了しました。
今回から新しくメンバーが1組増えましたが、
違和感なくとけこんで溜まっているものを吐き出して帰ってくれました。
1回目から参加している家族もありますが、
参加している回数に関係なく打ち解けて本音で語り合える、
これがえこステの自慢です。
今回は東近江市と近江八幡市から来ているメンバーは欠席で、
少し寂しかったのですが、
吐き出さなくても元気に動き回れるということでもあります。
メンバーがえこステで元気になってくれるのがスタッフ一同の願いですので、
便りのないのは元気な証拠です。
今回はイベントがないので13時から17時まで、十分に時間がありました。
久しぶりに来たメンバーが最後は独演会でした。
会の運営は近況報告は一家族10分以内というルールがあるだけで、
他には縛りを設けていません。
一家族10分以内と言っても、えこーのスタッフの質問や助言を入れると、
その倍以上はかかります。
新しいメンバーも最初は緊張気味でしたが、
他のメンバーの近況方向を聞いて最後に近況報告をしてもらいましたので、
緊張もせずに話をしてくれました。
人間は、問題解決が出来なくても胸につかえていたものを
誰かに聞いてもらうだけで、気持ちが軽くなるところがあるように思います。
ひきこもり、不登校と言っても、全て程度も状態も違いますし、
そこに至った経緯も違います。
起きてから寝るまで子どもと一緒の親もいれば、
一番やりたいことをまずしている子どももいます。
この子どもはえこーの面談で、今したいことは何?
と聞いた時に4つくらいしたいことがあり、
それでどれからしたらいいか迷って悩んでいるということでした。
いくつもしたいことがあるから、そのことでかえって動き出せないと感じたので、
えこーのスタッフが一番したいことは何かじっくり考えて、
と助言したところ現在やっていることを選びました。
それが出来たら2番目にしたいことは・・・になります。
もうすぐ1番したかったことが終わりますので、終わったらえこーで面談の予定です。
1段ずつ階段を上ればいい、それも自分のペースでいいのです。
時間がかかるかもしれませんが、
家族にもせかさずに見守ってほしいとお願いしてあります。
やり終えたという達成感が自己肯定感につながりますし、自信にもなります。
その積み重ねを増やしていくことをえこーは考えています。
10月は外来魚駆除の釣り大会です、こちらのイベントにも参加してくれそうです。
魚を釣ることも自信につながる一歩だとえこーでは考えています。

Posted by いとう茂 at 15:30│Comments(0)
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