2022年09月28日

台所の主

小さい犬がすっかり台所の主になりました。
施設に入っているお袋に代わって、
お袋の椅子でいびきをかいて寝ることもしばしばです。
10歳を超えて老犬の部類に入り、以前のようにちょっとした物音でも
起きていた頃とは違い、知らん顔で寝ていることが多いのですが、
朝だけは廊下を歩く私の足音に反応して、こちらを見てワンワン吠えています。
これは小さい犬に目当てがあるからです。
毎朝、私が朝食の時にはドッグフードを3本与えていますので、
それが目的で起きてワンワンです。
3本を8つに切って時間稼ぎをしています。
「これで最後やぞ」残りが1つになった時には、
両手を広げて一つを見せてから与えています。
それを食べ終わったら両手の裏表を見せて「もうないの、ないやろ」、
と言うとお腹がふくれている時は、
食卓の向こうの座布団の上で寝そべっていますが、まだ欲しい時は私の横を離れません。
ドッグフードの次は、納豆とご飯です。
納豆をスプーン1杯ほどとご飯を一口くらい、これにしょうゆを1・2滴たらして与えます。
納豆の容器があっちに行ったりこっちに行ったりしていますが、いつの間にか空になっています。
雨で散歩に行けない日はこれでも足りません、
私の横に来て前足で膝をカリカリ「まだ欲しいのか」・・・うんとは言いませんが、離れません。
最後は白ご飯だけを容器に入れて与えます。
これも容器が左右に動いていますが、気がつくと空になり座布団でごろり・・・惰眠の時間です。
ドッグフードを与える時には首輪を外してやり、首筋を撫でるのが常ですが、
開放感からか目でありがとう楽になったわ、と言っている・・・
はずがないのにそう思うのは飼い主の欲目です。
スーパーに買い物に行っても、必ずドッグフードの売り場をウロウロする癖がつきました。
こちらは2リッターで税込み200円までのスポーツドリンクなのに、
小さい犬のドッグフードは、あれこれ買うとすぐにスポーツドリンク7・8本分くらいになってしまいます。
それでも買ったドッグフードを美味しそうに食べると・・・犬バカの目じりが下がってしまいます。

Posted by いとう茂 at 15:59│Comments(0)
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