2023年01月08日

もしも大型スーパーが個別のレジだったら

もしも大型スーパーが個別のレジだったら、
ずいぶん不便ですし消費者からクレームが殺到すると思います。
現状は入り口で買い物かごを持って店内に入り、
欲しい商品をかごに入れて買い物が終わるとレジで一括精算です。
これが売り場ごとに個別のレジだったらどうなるでしょう。
今夜の夕食は肉じゃがと野菜とベーコン炒めにみそ汁と胡瓜とカニカマの酢の物、
まずは精肉売り場で牛肉を買ってレジで精算、
次は真空パックのベーコンを買って精算、
続いて野菜売り場に行ってじゃがいもともやしとキャベツと胡瓜を買って精算、
味噌がなかったので乾物コーナーで味噌を買って精算、
カニカマを買うのを忘れていました、練り製品の売り場に行ってレジで精算。
日常の食料品の買い物の時間は極力短くしたい、そう考えている人は多くいますし、
共働きで仕事帰りの買い物に時間を使うと、
家で待っている子どもからブーイング、そんな家庭もたくさんあります。
給料日前で懐が寂しい時は、
いつも夜に買い物に出かけて半額になった商品を探してかごに入れ、
ラーメンや白菜、キャベツなどのかさばる商品と混ぜてレジを済ませていたのが、
半額になった塩サバの焼き物とこちらも半額のぶりの照り焼きだけをレジで精算、
そして、半額の焼き鳥だけを精算・・・・
あの人いつも半額商品だけを買っていかはるで・・・店員のつぶやきが聞こえてきそうです。
これでは消費者に支持されるスーパーにはなれないと思います。
消費者のほとんどは市民であり国民です・・・・。
個別レジのスーパーのような組織がありますが、
競争相手がいないのでか分かりませんが、一向に改善が進みません。
それは県庁、市役所などの役所と呼ばれる組織です。
縦割り行政と言われて今ではそれが当然になっているように感じます。
複数の相談がある場合は、相談内容ごとに担当課に行かなければいけません。
売り場ごとにレジのあるスーパーと変わりません。
ロビーにスーパーアドバイザーがいて、来庁者の相談内容を聞いてその場で解決する、
中にはその場で結論が出ないこともありますので、
その場合だけ担当課に相談内容を電話で伝えて、相談者にそちらに行ってもらう。
そのことで時間の短縮になりますし、
相談者も相談内容を1回伝えるだけでいいことになります。
ただ、最近は正職員が削減されて、
臨時職員が多くなり専門的な知識のある人が窓口にいるとは限りません。
スーパーの売り場で料理法を聞いた相手が、
料理を作ったことのないアルバイトのようなものかもしれません。
猫に小判ということわざがありますが、
そもそも猫に小判を与える側が悪いのかも知れません。
県庁や市役所のバリアフリーという話も聞きますが、よ~く考えると・・・
障害者が車いすで移動したり、
高齢者が多くの担当課を回りやすくするためなんだろうか・・・・
そんなことも考えてしまいます。

Posted by いとう茂 at 14:55│Comments(0)
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