2023年03月10日

ぎっしり詰まりました

えこーの相談者がどんどん増えて、面談日がぎっしり詰まりました。
昨日も新しい相談者から連絡があり、さてさて面談日はいつにしょうと、
考えていたところにキャンセルが出て19日の日曜日の午前中に決まりました。
これもご縁です、キャンセルがなければ5月の面談になっていました。
4月は空きがありませんし、今月の12日は膳所の火まつりですが、
この日も太鼓を叩く前に面談があります。
1か月に1回の面談が2か月に1回の面談しかできなくなっています。
支援機関につないでも面談は継続していますので、
交通整理のように右、左と指図をして終わりと言うわけにはいきません。
相談するかどうかを長い間悩んで、えこーに連絡してくる相談者は大勢います。
ようやく話すことができてずいぶん気持ちが楽になったという相談者が大半です。
どこにもつながっていない相談者がほとんどで、
ひきこもっているのは当事者だけでなく家族も同様です。
相談者の話を聞いて次回にどのような助言を行うか、
そこがスタッフ会議でも議論の中心になります。
正論だけなら誰でも話をできますが、相談者に寄り添える助言が難しく、
スタッフでああでもない、こうでもないとバトルをしています。
支援機関につないで面談に同行しても、的確な助言をしてくれるところは少なく、
うん、うんと話を聞いているだけの担当者は多くいます。
人が人を裁くことが難しいように人が人を助けることも難しいのかも知れません。
えこーのような民間の相談窓口であっても、
これだけ多くの人が相談に来ているのですから、
公的な支援機関にはさぞ多くの人が・・・と考えるのですが、
案外そうではない現実もあります。
敷居が高いという相談者も結構います、
ひきこもりの実態調査も行われていないということは、
まだまだ国は本腰を入れてひきこもり問題と向き合おうとは考えていない、
私見ですがそう考えています。
市町村の支援機関は一度でもいいから、現場の相談窓口を見に来て欲しい、
これも私見ですが本気でそう考えています。

Posted by いとう茂 at 15:24│Comments(0)
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