2023年03月21日

ようやく全員の面談が終わりました

昨年の暮れから1月にかけて面談の申し込みが急増し、日程調整をしてきました。
日曜日は午前にも面談を入れて、ようやく新しい相談者全員の面談が終了しました。
次から次へと面談に追われて、えこーで抱えている相談者が何人いるのか・・・・
スタッフも把握していません。
「今で相談者は何人になったかな」
「数えてないわ、数えんとあかんな」
こんな調子です。
定期的に面談を行っている相談者の名前は出てきますが、
体調を崩して面談を中断している相談者もいれば、
今のところ安定しているので面談を行っていないケースもあります。
25件を超えたあたりまでは把握していましたが、
昨年の秋以降で10件以上増えていますので、40件近くになりそうです。
およそ半数が大津市内で、残りが市外の相談者と言ったところです。
長い相談者はえこーが任意団体の頃からつながっていますし、
新しい相談者は今年に入ってからになりますが、
それぞれ状況が違い似たケースもあまりありません。
大津市だけでなく県内にも、えこーのような民間の相談窓口がないので、
市外からも相談者が訪れているのだと思いますが、
市外だからと言って区別しているわけではありません。
100個のプレゼントをラッピングして100人に配る、
ラッピングの数が多いからと言って1・2個が雑なラッピングになっても、
受け取る側は一人一個ですから、
雑なラッピングのプレゼントを受け取った人がどう感じるか・・・・
そのことを考えると面談は気が抜けません。
少ないスタッフですが、同じ相談者には同じスタッフで面談をする、
このことを守っていきたいと考えています。
今回の相談者には、当事者への声掛けの方法を変えてみることを提案しました。
当事者は少しなら外出ができますので連れ出そうと「一緒に買い物に行かへんか」
と声をかけると「行かない」の返事になるのなら、
「今日はかさの高いものを買うから、一緒についてきて助けてくれへんかな」
に変えて様子を見てください、とお願いしました。
自分が必要とされている、それが自分の存在を肯定していると、
当事者が感じてくれれば答えも違ってくると考えてのことです。
もちろん、買い物についてきて荷物を持ってくれたら、家に帰った時に
「ありがとう、おかげで大助かりやったわ、また頼むわ」と、次につなげる言葉も必要です。
26日は家族会です、新しい参加者も増えていよいよ2班に分けての近況報告になります。
丸いものを四角く言うのは得意ですが、四角いものを丸く言うにはこちらも勉強です。

Posted by いとう茂 at 14:50│Comments(0)
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