2023年07月24日

笑いあり涙あり

38回目のえこステが終わりました。
11名の参加者で1時から5時までの4時間、
参加者は溜まっているものを吐き出して帰りました。
近況報告は基本的に10分ですが、今回は話すことが多い参加者が結構いて、
休憩を挟んで3時間ほど要しました。
当事者の状態もそれぞれ違います、
まったく会話のない家族から一緒に買い物に行ったりする家族まであります。
その中で、最近調子が悪く家族には当たりませんが、
家の壁や家財道具に当たる当事者の話では、親も疲れているのと
溜まっているものが一気に噴き出して、泣きながらの報告になりました。
他の参加者たちが励ましてくれ、この相談者も元気をもらったのか、
帰り際には笑顔で話をしていました。
支えあっている参加者を実感しましたし、
この相談者よりもさらに苦しい毎日を過ごしている参加者も優しい言葉をかけられる。
えこステがなければ会うことがなかった人たちですが、人間の縁の不思議を感じます。
参加者の自宅を開放してもらう、移動えこステも10月と11月に決まりました。
笑い声が多い賑やかなえこステに、
その家の当事者も顔を出してくれると嬉しいのですが、
1度や2度では難しいものがあると考えています。
毎回ドラマがあるえこステですが、確実に親の居場所になっていることを実感します。
冬場は日が暮れるのが早いので、遠方の参加者は早めの帰宅ですが、
この時期はまだまだ話がしたい・・・そんなことを感じます。
1か月に1度でも親が明るい顔で家に帰る日があることで、
当事者の気持ちも明るくなればと願っています。

Posted by いとう茂 at 12:40│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。