2023年08月25日

目がショボショボ

えこーの広報紙は印刷上がりを待つ段階ですが、「子の心親知らず 
親の心子知らず」の冊子の制作があります。
スタッフで寄せられた原稿を手分けして、パソコン打ちの仕事がかなりハードです。
一人で最大1200文字ですので、
それほど大量ではありませんが・・・文字が読めない、読みづらい。
特に当事者の文字は難解で、前後の文脈から想像して文章をつないでいきます。
「これどういう意味やろ」「これなんて読むんやろ」スタッフから声が上がるたびに
原稿を回して確認、これが一人の原稿で何回もあり手が止まります。
独特の言い回しもあり、打ってから確認すると原稿と違うこともしばしばです。
打つ前に原稿をしっかり読んでおかないと、打ち直しの連続になります。
一人の原稿を打つのに要する時間はほぼ1時間かかりました。
おかげで目がショボショボになり、原稿を1行飛ばして打ってしまったりと、ミスが続発しました。
苦労が多いほど出来上がった時の喜びが大きい、それを信じての作業です。
今月中に打ち終わる予定ですが、そのあとの作業も大変です。
とにかく、来た状態の原稿をそのまま打って、
その後にスタッフ間で句読点や誤字の確認があります。
文章がつながらない原稿もありますが、それは個性として扱おうということで、
手を付けないことにしています。
冊子も3年目になり、ずっと原稿を書いてくれている人もいます。
寄せられた原稿を1年目、2年目と読み比べると意識の変化が読み取れる人も多くいて、
成長したことがよくわかります。
発行は年末になりそうですが、より多くの人に読んでもらってひきこもり、
不登校への理解が進めば・・・・今はそれが原動力になっています。

Posted by いとう茂 at 22:34│Comments(0)
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