2023年08月26日

赤とんぼ

8月も残り1週間を切ったというのに猛暑が続いています。
そんな中で、庭のセミの鳴き声がやんでいることに気が付きました。
ツクツクボウシが出番を待っているのか、
静かな庭に出て池のメダカにエサをやっていました。
空を見上げると、青空に赤とんぼが5・6匹飛んでいるのが目に入りました。
近くに池はありませんし、琵琶湖からも少し距離があります、
もしかしたらうちの池でヤゴが冬を越して飛び立ったのか・・・。
池にはメダカしかいませんので、ヤゴを食べることはできません。
外来種のオオバナミズキンバイが繁茂して、
普段はメダカの姿を確認できませんが、雨で池の水が増水すると、
藻の上にメダカがたくさん泳いでいます。
小さな池でも命を育んでいることを感じます。
ヤゴはともかく、赤とんぼはいくつかのトンボの総称で、
赤とんぼという種類のトンボはいないそうです。
ネットで調べると、「赤とんぼ」とは、アキアカネ、ナツアカネなど
「アカネ属」に含まれるトンボが代表種である。しかしアカネ属ではないが、
赤いので「赤とんぼ」と呼ばれているものに、ショウジョウトンボ、
ウスバキトンボ、ハッチョウトンボなどがある、となっています。
いくら調べても、どれがアキアカネで、どれがナツアカネかはわかりませんので、
赤とんぼはいくつかのトンボの総称程度の知識でいいのかと納得しています。
ついでに、シオカラトンボと赤とんぼは別物です。
トンボやチョウ、それに大きい蛾も最近は見る機会が減りました。
自然界は人間の耳目を猛暑に集めて、
子どもの頃にはどこにでもいた小さな生き物を、人間が知らない間に減らしているのか・・・。

Posted by いとう茂 at 09:54│Comments(0)
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