2024年09月29日

ヤモリ

ヤモリを漢字で書くと家守になるのか知りませんが、子どもの頃から蛇やトカゲの爬虫類は苦手ではありません。
家守も同様ですし、水の中にいるイモリは赤ヘラと呼んでいました。
お腹が赤いのでそう呼ぶのだと思いますが、昔、池でイモリを50匹以上捕まえてきて家の池で飼っていた時があります。
鰹節をまくとヨタヨタと浮いてきてパクッと食べて、また潜っていく様がおかしく1日に何度もエサやりをしていました。
しかし、雨が降って池の水が増えると池から這い出してきて、大逃亡し残ったのは半数近く、そして雨が降るとまた大逃亡、この繰り返しでいつの間にか1匹もいなくなりました。
イモリも家守もトカゲよりは動きが遅く、静かに近づいていって素手でサッと捕まえることができます。
噛むのでしょうが痛くはありませんし毒もありません。
この家守が先月から時々窓ガラスにへばりついています。
動きがユーモラスなので手を止めてじっと眺めていると、ゆっくり動いて虫に近づきパクッと一飲みです。
小さい体ですが捕まえる虫はもっと小さく、空腹を満たすのに1匹や2匹では足りません。
こちらは面白いので見ていますが家守の方は命をつなぐのに必死です。
これも虫かごで飼えないことはないのですが、子どもの頃から親にヤモリは家を守るから殺生はアカンと教え込まれましたので、飼おうとは思いません。
空腹を満たして生きるのに精一杯なのは人間だけではありません、自然界の生き物も同じです。

Posted by いとう茂 at 13:09│Comments(0)
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