2012年09月28日

6年4組物語⑨

今日は10時から議運が開催されました。
9月議会もあと2週間足らずになりました。
私の場合、来週に23年度の決算委員会を
控えていますので、まだまだ長い9月議会です。

明日は、企業局の50周年の式典が午前中にあり、
日曜日は、学区の市民運動会とPHPの勉強会で
早朝からテント張りと開会式に出席して、途中
抜けて勉強会に出席し、午後からまた運動会に
なりそうで、今週も週末は予定が詰まりました。

来週も今のところ6日以外は予定が入っています。
空いている6日が誕生日というのも、少し寂しい
ものがありますが、現実とはこういうものです。

議運が終わると、9月議会に追加上程される、
大津市付属機関設置条例の説明会があります。
これは、大津市庁舎整備計画検討委員会と
大津市立中学校におけるいじめに関する第三者調査委員会の
二つの委員会に関する条例です。
その後は、個人的な用事ですが、10月15日から
19日まで4泊5日の研修に参加するために、宿題がありますので、
今日の午後はそれで潰れそうです。
締め切りが今日までですので、即今只今です。
10月29・30も研修で、そちらの宿題もありますが、
締め切りまで1週間あるので、時間と相談しながら
進めたいと思っています。


Nさん、誤りをご指摘いただきありがとうございました。
早速訂正をしました。
なお、大分~神戸のフェリーも検討したのですが、10県になりますし、
大阪を迂回して京都に入るコースですと出発日の時間の関係で
72時間を超えてしまいますので、別府~大阪に決定した次第です。
今後ともよろしくお願いします。


この物語はフィクションであり
登場人物は架空の人物です


10人はマクドにやってきました。
「腹へったー」 「もうペコペコ」 「僕もっす」
角田君と中山さんと藤田君は入口のベンチに
座り込んでしまいました。
「もう少し待たんと席が空かへんみたいや」
山田君が店内を見てきました。

15分くらい待つと3組の親子が出ていきました。
「座れるで」杉田さんが席を確保しています。
「あっ、そこ来ますんで、みんな早く。すんません」
危うく若いカップルに席をとられるところでした。

みんな思い思いのバーガーを食べていると、北川君が
「4人のみなさん、今日はご苦労さんでした。
何回、委員会をしたでしょう。大変だったと思います。
あとはクラスのみんながどこを選ぶかです。
どこになっても恨みっこなしでお願いします。
はーい、4人に拍手ー」

「そうや、どこになっても恨みっこなしにしょう」
山田君が提案しました。
「大賛成、文句ないやろ」
杉田さんも同調しました。ほかの二人も笑っています。

草野君が立ち上がりました。
「みんな、フェアプレーでいこうや。根回しなんかせんと。
そんで、発表の内容は誰にも話さんようにせぇへんか。
自分のもやで。4人は自分のコースが1番やと思てるやろし、
ほかの6人も誰かに投票と決めてる人も迷ってる人も
いるやろうけど、クラスのみんなには客観的に判断して
ほしいんで、クラスでの発表まで黙ってへんか」

「そうですね、それが公平だと思います。
最初は自薦と他薦がありましたが、この前に井川君が
言ったように全員がコースを発表しなかったのですから、
ここは、草野君の意見でいこうと思います。
みんないいですか」
北川君が委員長として意見を述べました。

「賛成」「僕も」 「私も」  「賛成」
「全員賛成やな、角田君、武腰君に聞かれても
黙ってなあかんで、清田さんもやで藤村君に責められても
しゃべったらあかんで」
古谷君が念を押しました。

「わかってるがな」二人とも今は、意志は固いようです。

「あっ、それともう一つ4人にお願いがあります。
今日発表したコースを表にしてくれますか。
29日に委員会がありますので、その時に、
さっき言いましたが、ほかの委員から色々と希望が出ると
思いますので、それを反映した、最終のコースでお願いします。
みんなが聞いていてわかりやすくするためです。
先生に言ってコピーしてもらいますから始業式が
始まるまでに僕にください、いいですか」
北川君が提案しました。
4人に反対する理由はありません。
これで、2学期を待つだけです。

いや、4人には宿題が残っていました。
「僕・・・・宿題が残ってるんでそろそろ帰るわ」
井川君が席を立とうとすると
「僕もや」 「あー、私も」
「いややなぁー宿題すんのいやや」
3人も席を立ちます。

「ほな、先に帰るで」
4人は足取り重く帰途につきました。

「あー終わったな。なんか忘れられへん夏休みになりそうやわ」
杉田さんが帰り道で同じ方向の井川君に言いました。

「そうやなぁ、疲れたけど委員になってよかったわ
今日聞いてて、自分のもええけど他の人のもええなって
思えてきて、投票するとき迷いそうなんや、杉田さんも
かっこよかったで、いつもよりシャープやったわ」

「井川君、それ体のこと言うてんの!」

「・・・・・・・・・」

「モー。せやけど、井川君もそうなん、実は私も
聞いてて迷ってしもたわ」

「でも選ばれたいよな」
「やっぱりね」

あとは宿題と格闘して2学期を迎えるだけです。

いつになれば行き先が決まるのやら、もう少し続きます。





Posted by いとう茂 at 12:30│Comments(0)
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