2013年02月15日

35人学級

昨日に引き続き特別会計と企業会計の
予算説明が午前中に行われました。
午後からは国の方でいじめ問題について検討するということで、
地元選出の国会議員が大津市を訪れ、教育委員会、市長部局
それと議員の立場からも話を聞きたいということで会議があります。

それが終わると教育厚生常任委員会で市民病院に
視察に行き、現場の話を聞いてきます。
夜は地元の会合です。

一般質問は結局2つに絞りましたのであと一つ
作成しなければなりませんが原案がほぼ出来上がっていますので
それほど時間がかからないと思います。
この質問も重ならない質問だといいのですが・・・・・。

滋賀県では4月からすべての中学校で35人学級が
実施されることになりました。
議会が策定しているいじめ防止条例に対する
パブコメの中にも、現場の教師からも仕事が忙しく
十分子どもに視線を注げないので、
35人、30人の小学級の実現を図られたいという意見も多くみられました。

逆から見ると、少々乱暴ですが、クラスの定員が減らなければ
いじめの発見はできない、クラスの定員が減ればいじめが発見できる。
そう解釈もできます。

次年度からは国に先駆けて35人学級が実現し、
よりいじめのない学校が増えることを願いますが、
曾野綾子さんの本に「ないものを数えず、あるものを数えて生きていく」
というのがあります。
いじめとは全く関係ない、どうすれば満足した人生が送れるかという本ですが、
私なりに、タイトルだけを解釈すると、条件が整わないからできないではなく、
与えられた条件の中でできるように考える。
老子の足るを知る心につながる考え方だと思います。

普通の民間企業なら資力や人力に限りがあり、
その中で最大限の努力をし、最大限の結果を残すことが求められます。
人手が足りないからもっと人員の増加をなんて言えません。

忙しいのは誰でも経験があるでしょう。
その中で効率と優先順位を考え仕事をこなし結果を出すのが社会人です。
あれがないとこれができない。
そういうことも確かにあるでしょうが、
あれはないけどこれはできるという発想も必要です。

35人学級が実現すれば、忙しいという言葉が
現場から消えることと、いじめが消えることを願います。

憎まれ口はこのあたりで、
すべては子どもたちのためになれば。
それだけです。




同じカテゴリー(政治)の記事
 11月通常会議一般質問と回答② (2014-01-16 12:26)
 2月議会一般質問作成・・・・・。 (2013-02-12 12:34)
 生活保護に思う (2013-01-27 12:41)
 皇子山陸上競技場 (2013-01-17 11:20)
 政策検討会議 (2013-01-08 15:28)
 12月市議会一般質問④被災者のためにできること (2013-01-06 15:16)
Posted by いとう茂 at 12:42│Comments(0)政治
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。