2013年01月07日

あなたのことが好きだから

2度見た小百合様の北のカナリヤたちで印象に
残っているシーンは、一番最後の場面です。

20年後の離島での教え子との別れの場面で、
こんな説明がいるほど、誰も見てないんだ。
スピーク マイセルフ
気を取り直して・・・・・・。

フェリーで警察に連行される青年に向かい
「みんな、あなたが好きだから~」
そこで映画も終わりますが、涙が溢れる場所でした。

3度見た健さんのあなたへもラストの一言でした。
「自分が伝書鳩になりました。」

見ていない人にはわかりません。
感動も伝わりません。
世の中すべてそうだと思います、いくら丁寧に話しても
経験のない人には臨場感が伝わらず、人ごとと感じてしまう。
そのことをわきまえて話すのと、わかれと上から目線で
話すのと相手に伝わることは同じでも、
こちらの気分は違うものでしょう。

何故分からないのかと怒るよりも
経験のない人には伝わらなくて当然と
思う方がトラブルが少なくなるでしょう。
だからと言って手抜きの説明はだめですが・・・・・。
とは言うものの、世の中にはわけのわからない人がいます。
それも身近に・・・・・。

レ・ミゼラブルも見ました。
字幕だったために目が下上・・・・。
それなりに良かったと思いますが・・・・。

昨年の映画は都合6度。
パルコの山口店長様いつもお世話になっています。

次に小百合様や健さんに銀幕でお出会いできる日はいつでしょう。

人はだれかと自分を重ね合わせて、それで心の満足を味わう。
それも、一時の気休めと知りながら・・・・。

それでもいいでしょう。
それで、一歩を刻めるなら。

もう、世の中が動き出しました。

世の中には9連休の人も多かったでしょう。
始まる前の9連休と終った9連休では時間の長さが違います。
人生80年と言われて久しくなりますが、子どもの頃の
1年の長さと還暦を目前の1年の長さが違う気がするのは
終わりゆく人生への未練でしょうか。

時間の長い短いは別にして人生が終わるときに
あーよかった。
そう思えるよう過ぎゆく時間を噛みしめて生きたいものです。


ノー天気でいられる時間も終わってしまいました。
現実に追われることが多いだけに現実に流されずに
生きようともがきますが・・・・。






  
Posted by いとう茂 at 14:14Comments(0)人生