2019年06月08日

ひきこもり

川崎でひきこもりの男により20名以上が殺傷された事件や
東京でひきこもりの息子が親に殺されたことで、新聞や
テレビでひきこもりの実態報告がされています。
そもそも、ひきこもりとは・・・・・・
厚生労働省の定義では「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の
人との交流をほとんどせずに、6か月以上続けて自宅に
ひきこもっている状態」を「ひきこもり」と呼んでいます。
これが一応の目安という事です。

ちなみに不登校とは、文部科学省の調査では、
「不登校児童生徒」とは「何らかの 心理的、情緒的、身体的
あるいは社会的要因・背景により、 登校しないあるいは
したくともできない状況にあるために年間 30日以上欠席した
者のうち、病気や経済的な理由による者を 除いたもの」と
定義しています。

ひきこもりになる原因は様々で、15歳から39歳までが54万人、
40歳から64歳までが61万人という推計もありますが、これは
あくまで推計で実数ではありません、周囲から分かりにくく、
家族も世間体などを気にして隠すことが多いために、把握が
難しいとされていますし、年代では40代のひきこもりが最も
多いという調査があります。
ひきこもりによる事件があると、犯人の実態や家庭の背景が
報道され、ひきこもり=犯罪という認識をしているコメンテーターが
いるようで、ひきこもりの支援をしている団体からは誤解を
しないようにコメントが出されています。

来週から大津市議会でも質疑・一般質問が始まりますが、ひきこもりの
質問もあると思います、私も過去にひきこもりや不登校について何度か
質問を行いました。
この通常会議は統一選挙後、初めての通常会議で、新人議員の
デビューともいえる場になります、新聞やテレビだけの知識で質問を
作成すると思わぬ落とし穴や偏った質問になってしまうこともあり、
どの程度調査しての質問かを、はかることもできると思います。

ひきこもり、不登校もそうですが、社会や学校へ復帰するのに
特効薬はないように思います、じっくり時間をかけて心を開いて
話ができる人間関係の構築と、自己肯定感をどうして持ってもらうか、
家庭以外の居場所づくり・・・・・・多くの課題があります。
一朝一夕にこうすれば解消できるというものではなく、というものではなく、
周囲の理解と支援する機関や団体をもっと増やす必要を感じます。
行政もそのあたりは十分承知して対応していますが、人不足、予算不足から
対象者とかかわる時間不足が生じているのが現状だと思います。
家族が誰にも相談しないという壁もあります、そんなところからアプローチ
して風通しを良くする、螻蟻の一穴、オケラや蟻の仕事でもそれが
誰かの役に立つならと、手紙だけですがやりとりをしています。
  
Posted by いとう茂 at 10:26Comments(0)