2023年11月25日
ひきこもり講演会
木曜日は市役所で「ひきこもりについて話してみよう」と題して、講演会が開催されました。
講師は全国ひきこもり連合会の共同代表の女性でした。
講演の後にワークショップがあったのですが、定員が20組程度のところ、
申し込みが7組で当日のキャンセルが1組あり6組になりました。
申し込みが始まる前の9月頃にえこーに、
当日のワークショップの進行の手伝いをして欲しいと、
大津市の子ども未来局から依頼がありましたが、
6組ということで進行は講師が行い、えこーはオブザーバーの形でした。
参加者の話を聞いていて、えこーの相談者と同じようなケースもありましたし、
そんな理由でひきこもったのかと言った話もありました。
それぞれが苦しい胸の内を吐き出して、予定の時間はあっという間に過ぎ、
30分オーバーでの閉会になりました。
それでも2時間30分です、えこーの家族会は4時間ですがまったく時間が足りません。
この辺りは、主催者もこれからのひきこもり講演会や講座を開催するときに、
再考して頂いてより長く時間を取って頂ければと願います。
当日は飛び入りで、ひきこもりの当事者も参加したために、
この当事者の話を我が子と対比して聞いて頷く親も多く、
可能であるならこうした当事者も招くことが出来ればと感じました。
えこーの活動は6年目に入っていますが、
この講演会に参加した6組の家族は、誰一人えこーの名前を知りませんでした。
まだまだ啓発不足であることを痛感しましたが、
えこーの手一杯の現状を考えると、
今相談の申し込みがあっても面談は1月になりますので、
致し方のないことと考えるほかありません。
講師は全国ひきこもり連合会の共同代表の女性でした。
講演の後にワークショップがあったのですが、定員が20組程度のところ、
申し込みが7組で当日のキャンセルが1組あり6組になりました。
申し込みが始まる前の9月頃にえこーに、
当日のワークショップの進行の手伝いをして欲しいと、
大津市の子ども未来局から依頼がありましたが、
6組ということで進行は講師が行い、えこーはオブザーバーの形でした。
参加者の話を聞いていて、えこーの相談者と同じようなケースもありましたし、
そんな理由でひきこもったのかと言った話もありました。
それぞれが苦しい胸の内を吐き出して、予定の時間はあっという間に過ぎ、
30分オーバーでの閉会になりました。
それでも2時間30分です、えこーの家族会は4時間ですがまったく時間が足りません。
この辺りは、主催者もこれからのひきこもり講演会や講座を開催するときに、
再考して頂いてより長く時間を取って頂ければと願います。
当日は飛び入りで、ひきこもりの当事者も参加したために、
この当事者の話を我が子と対比して聞いて頷く親も多く、
可能であるならこうした当事者も招くことが出来ればと感じました。
えこーの活動は6年目に入っていますが、
この講演会に参加した6組の家族は、誰一人えこーの名前を知りませんでした。
まだまだ啓発不足であることを痛感しましたが、
えこーの手一杯の現状を考えると、
今相談の申し込みがあっても面談は1月になりますので、
致し方のないことと考えるほかありません。
Posted by いとう茂 at
10:59
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2023年11月24日
モチベーション
日本語では、やる気とか意欲と言うのでしょうか。
元警備員さんから聞いた話です。
日本では腐ったミカン、西洋では腐ったリンゴ・・・かな。
派遣社員7・8人が同じ工場で夜勤の仕事をしていて、
その中の2・3人だけ夜勤が終わる時間から2・3時間の残業がある。
他の派遣社員は定時に退社しています。
1か月の残業時間が決まっているので、
それ以上になることはありませんが、残業を目いっぱいする派遣社員と、
そうでない派遣社員では給料が5・6万円違うと言います。
もちろん残業をする派遣社員に特別な才能があるのなら別ですが、
どうやらそうでもないようです。
しかも残業がある派遣社員は正社員が退社した後は、ゲームをしたり、
ひどいのになると寝ているということでした。
これでは、他に派遣社員がやる気を起こすことはなく、
こちらも適当にゲームをして時間つぶしをしています。
正社員の管理職が夜勤を嫌がるために、
夜中は派遣社員のやりたい放題、野放し状態のようです。
それでも会社は利益が上がっているというのですから、
結構な会社もあるものです。
仮に派遣会社に払うお金が1時間2000円だとしたら、
1か月で残業が40時間分ですから8万円を超えます。
それが3人なら20万円を超える額になり、1年ですと260万円以上になります。
実際にはゲームや寝ている時間は、
残業時間以上で長い派遣社員なら4・5時間ゲームをしたり寝ているそうです。
寝ていて残業代がもらえるのですから、派遣社員も他に移ろうとは考えません、
考えるのは残業がつかない派遣社員で、
こちらの出入りはかなり激しいということでした。
これだけ人件費を無駄に払っている会社が、節電をやかましく言うということで、
思わず笑ってしまいました。
暗黙のえこひいき、これもモチベーションを下げる有効な策です。
元警備員さんから聞いた話です。
日本では腐ったミカン、西洋では腐ったリンゴ・・・かな。
派遣社員7・8人が同じ工場で夜勤の仕事をしていて、
その中の2・3人だけ夜勤が終わる時間から2・3時間の残業がある。
他の派遣社員は定時に退社しています。
1か月の残業時間が決まっているので、
それ以上になることはありませんが、残業を目いっぱいする派遣社員と、
そうでない派遣社員では給料が5・6万円違うと言います。
もちろん残業をする派遣社員に特別な才能があるのなら別ですが、
どうやらそうでもないようです。
しかも残業がある派遣社員は正社員が退社した後は、ゲームをしたり、
ひどいのになると寝ているということでした。
これでは、他に派遣社員がやる気を起こすことはなく、
こちらも適当にゲームをして時間つぶしをしています。
正社員の管理職が夜勤を嫌がるために、
夜中は派遣社員のやりたい放題、野放し状態のようです。
それでも会社は利益が上がっているというのですから、
結構な会社もあるものです。
仮に派遣会社に払うお金が1時間2000円だとしたら、
1か月で残業が40時間分ですから8万円を超えます。
それが3人なら20万円を超える額になり、1年ですと260万円以上になります。
実際にはゲームや寝ている時間は、
残業時間以上で長い派遣社員なら4・5時間ゲームをしたり寝ているそうです。
寝ていて残業代がもらえるのですから、派遣社員も他に移ろうとは考えません、
考えるのは残業がつかない派遣社員で、
こちらの出入りはかなり激しいということでした。
これだけ人件費を無駄に払っている会社が、節電をやかましく言うということで、
思わず笑ってしまいました。
暗黙のえこひいき、これもモチベーションを下げる有効な策です。
Posted by いとう茂 at
15:42
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2023年11月23日
今を生きる
庭にしゃがんで目の前にある山茶花を眺めていると、
1週間前よりも蕾が大きくなっているのに気がつきました。
エルニーニョで暖冬だと長期予報が出ていましたが、
山茶花をはじめツゲ、松、槇、南天をはじめ庭の木たちは知りません。
山茶花は蕾をつけますから分かりやすいのですが、
庭の木のほとんどは常緑樹で、ツツジとサツキ以外は花は咲きません。
そんな木でも、定期的に見ているとわずかずつ変化しているのが確認できます。
棕梠竹は下の方の葉先の色が変色してきました。
ツゲの小さい葉も心持ち少なくなった気がします。
分かりにくいのは庭石です、しゃがむと大きく見える岩も
私の身長よりも少しだけ高いくらい、子どもの頃はこれに登ってよく遊びました。
この岩も子どもの頃に比べると、わずかに形が違っているかもしれません。
神経をすり減らすほど観察していないので、分かりませんが
色も雨風で多少は変わったでしょうし、苔が増えたようにも感じます。
今では誰も登らなくなったので、苔も自由に生えているのでしょう。
この先、木も岩も大雪が降ろうと、
強い風が吹こうと同じように少しずつしか変化して行きません。
今日を生きた、その次の日は今日を生きたことを足場にして、
その日の分だけを生きていく。
食料品が値上がりする、電化製品が安い、冬物衣料のバーゲンセールだと、
走り回る人間と違い今日やらなければいけない事だけを確実にしている。
たまには人間も見習ってもいいのかと・・・・。
1週間前よりも蕾が大きくなっているのに気がつきました。
エルニーニョで暖冬だと長期予報が出ていましたが、
山茶花をはじめツゲ、松、槇、南天をはじめ庭の木たちは知りません。
山茶花は蕾をつけますから分かりやすいのですが、
庭の木のほとんどは常緑樹で、ツツジとサツキ以外は花は咲きません。
そんな木でも、定期的に見ているとわずかずつ変化しているのが確認できます。
棕梠竹は下の方の葉先の色が変色してきました。
ツゲの小さい葉も心持ち少なくなった気がします。
分かりにくいのは庭石です、しゃがむと大きく見える岩も
私の身長よりも少しだけ高いくらい、子どもの頃はこれに登ってよく遊びました。
この岩も子どもの頃に比べると、わずかに形が違っているかもしれません。
神経をすり減らすほど観察していないので、分かりませんが
色も雨風で多少は変わったでしょうし、苔が増えたようにも感じます。
今では誰も登らなくなったので、苔も自由に生えているのでしょう。
この先、木も岩も大雪が降ろうと、
強い風が吹こうと同じように少しずつしか変化して行きません。
今日を生きた、その次の日は今日を生きたことを足場にして、
その日の分だけを生きていく。
食料品が値上がりする、電化製品が安い、冬物衣料のバーゲンセールだと、
走り回る人間と違い今日やらなければいけない事だけを確実にしている。
たまには人間も見習ってもいいのかと・・・・。
Posted by いとう茂 at
16:59
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2023年11月22日
人の食ってるものを欲しがるなぁ
朝起きて廊下を歩いていると、戸の向こうからワンワン鳴く小さな犬、
歯を磨いて髭を剃っている間も待てないので、ワンワン鳴いています。
戸を開けると小さい体が飛びついてきます。
「おいおい、ちょっと待て」
犬に言葉が通じるわけはありません、
ドッグフードを3種類用意すると、隣にちょこんと座って待っています。
ドッグフードはハサミで切って数を増やしますが、
あっという間になくなってしまい、「これで最後やぞ、
取らへんからゆっくり食べなさい」食べ終わると「はい、もうおしまい」。
と両手の裏表を見せると、
次は私の座っている左手に移動して「ワンワン」です。
ドッグフードの次は納豆とご飯の催促です。
「まだ食べるのか、ちょっと待ちなさい」もちろん待てずにワンワン。
納豆のパックに白ご飯を入れて、
残してあった納豆とグルグルかき混ぜて「はい、できたぞ」。
食卓に納豆のパックを置いて、
手で押さえてやらないとパックがどんどん前に進んでしまいます。
「ほんまに、手のかかる犬やなぁ」当然目尻は下がりっぱなしですが・・・。
食べ終わると、そのまま炬燵に潜って私の膝に頭を擦り付けています。
この日課は朝食だけでなく、夕食も同じです。
夕食の風景は後日に・・・・犬バカ日誌です。
歯を磨いて髭を剃っている間も待てないので、ワンワン鳴いています。
戸を開けると小さい体が飛びついてきます。
「おいおい、ちょっと待て」
犬に言葉が通じるわけはありません、
ドッグフードを3種類用意すると、隣にちょこんと座って待っています。
ドッグフードはハサミで切って数を増やしますが、
あっという間になくなってしまい、「これで最後やぞ、
取らへんからゆっくり食べなさい」食べ終わると「はい、もうおしまい」。
と両手の裏表を見せると、
次は私の座っている左手に移動して「ワンワン」です。
ドッグフードの次は納豆とご飯の催促です。
「まだ食べるのか、ちょっと待ちなさい」もちろん待てずにワンワン。
納豆のパックに白ご飯を入れて、
残してあった納豆とグルグルかき混ぜて「はい、できたぞ」。
食卓に納豆のパックを置いて、
手で押さえてやらないとパックがどんどん前に進んでしまいます。
「ほんまに、手のかかる犬やなぁ」当然目尻は下がりっぱなしですが・・・。
食べ終わると、そのまま炬燵に潜って私の膝に頭を擦り付けています。
この日課は朝食だけでなく、夕食も同じです。
夕食の風景は後日に・・・・犬バカ日誌です。
Posted by いとう茂 at
14:47
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2023年11月21日
間
どうでもいい話です。
間の意味を辞書で調べると、1 物が並んでいるときの空間。
2 家のひと区切りをなしている部屋。3 畳の大きさを表す名称。
4連続している事と事のあいだの時間。5 話の中に適当にとる無言の時間。
6 邦楽・舞踊・演劇などで、拍と拍、動作と動作、
せりふとせりふなどのあいだの時間的間隔。転じて、リズムやテンポの意に用いる。
7 ちょうどよい折。しおどき。ころあい。8 その場のようす。その場のぐあい。
9 家などの柱と柱との間、と多くの意味があります。
ぼんやり考えていたのはこの意味の中の、物が並んでいるときの空間、
話の中に適当にとる無言の時間、ちょうどよい折。しおどき。ころあい、
主に距離や時間に関することで、ぐるぐる回りながら様々なことが、頭に浮かんできました。
普段はそれほど気にならないのですが、「間が持たない」「間に合う、間に合わない」
そうしたことは時々感じることですし、ひきこもりの当事者の中には、
人との距離感が異常に近い人もいます、これも間が合わないと言えると思います。
話のテンポが違う、歩く速度が違う、食べるスピードが違う、並ぶと妙に距離が近い人、
こうしたことも間が合わないというのだと考えると、
我々は自分とスピードや距離感の違う他人と、案外協調して生きているように感じます。
それでもどうしても間が合わない人もいます、悪い人ではないんだけど、
話しているとひどく疲れる人がいるのも事実です。
この目に見えない場合がほとんどの「間」とは何者なのか・・・・。
頭の中にはもっと多くのことがあるのですが、
言葉にできるのは今のところこれだけです、もう少し整理ができたら・・・
どうでもいい話の続きです。
間の意味を辞書で調べると、1 物が並んでいるときの空間。
2 家のひと区切りをなしている部屋。3 畳の大きさを表す名称。
4連続している事と事のあいだの時間。5 話の中に適当にとる無言の時間。
6 邦楽・舞踊・演劇などで、拍と拍、動作と動作、
せりふとせりふなどのあいだの時間的間隔。転じて、リズムやテンポの意に用いる。
7 ちょうどよい折。しおどき。ころあい。8 その場のようす。その場のぐあい。
9 家などの柱と柱との間、と多くの意味があります。
ぼんやり考えていたのはこの意味の中の、物が並んでいるときの空間、
話の中に適当にとる無言の時間、ちょうどよい折。しおどき。ころあい、
主に距離や時間に関することで、ぐるぐる回りながら様々なことが、頭に浮かんできました。
普段はそれほど気にならないのですが、「間が持たない」「間に合う、間に合わない」
そうしたことは時々感じることですし、ひきこもりの当事者の中には、
人との距離感が異常に近い人もいます、これも間が合わないと言えると思います。
話のテンポが違う、歩く速度が違う、食べるスピードが違う、並ぶと妙に距離が近い人、
こうしたことも間が合わないというのだと考えると、
我々は自分とスピードや距離感の違う他人と、案外協調して生きているように感じます。
それでもどうしても間が合わない人もいます、悪い人ではないんだけど、
話しているとひどく疲れる人がいるのも事実です。
この目に見えない場合がほとんどの「間」とは何者なのか・・・・。
頭の中にはもっと多くのことがあるのですが、
言葉にできるのは今のところこれだけです、もう少し整理ができたら・・・
どうでもいい話の続きです。
Posted by いとう茂 at
14:42
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