2024年07月13日

報道の自由

あと1週間で夏休みに入ります。
毎朝手を振っておはようございますと言ってくれる女の子も6年生になっています。
来年からは中学生で、学校の方向が違うので見かけることも減ると思います。
その女の子と相前後して登校する男の兄弟がいます。
お母さんが自転車で一緒に登校です、こちらは元気な声でおはようございますですが、最近になって登校するのは下の子とお母さんだけになっています。
上の子が友だちと登校しているのならいいのですが、不登校だったら・・・そう考えると、親子で登校してくる際に上の子はどうしました、と聞こうかと思うのですが周りには他の子どももいますので聞くのをためらっています。
不登校の子どもにとって夏休みは、周りも全員が学校に行きませんので気が楽になるのですが、お盆を過ぎたあたりから友だちが宿題や2学期のことを話し出すと、気持ちが萎えて暗くふさぎ込むことが多いようです。
夏、冬、春の長期の休みの後に不登校が増える傾向があります。
ひきこもりの場合は社会人になって、仕事のやり方で注意を受けたり、同僚とうまく人間関係が築けずに挫折する場合が多いのですが、新年度が近づくと、再就職をどうするか悩んでふさぎ込んで動けずに悶々として、その時期が過ぎるのを待っているケースが多いように感じます。
その時期に親から仕事、仕事と圧力がかかると、ひきこもりに拍車がかかり動くことが出来ずに部屋にこもって一人で過ごすことになります。
ひきこもりや不登校の当事者の中には、カレンダーや時計がこの世からなくなればいいと考える人も多いと思います。
新年度や夏休みには、新社会人としてスタート、今日から待ちに待った夏休みがスタートしました。
こんなテレビニュースを待っていない人もいるのです。
報道の自由なら、待っていない人の気持ちを代弁するニュースがあってもいいのに・・・・。
  
Posted by いとう茂 at 10:57Comments(0)