2024年07月24日

二日続きで

今月に入って二日続きで義兄と従姉妹が亡くなりました。
義兄は82歳で従姉妹は70歳でした。
義兄は脳梗塞で長期の入院でした、従姉妹も病気で先月から緩和ケアの方で療養していました。
今年は1月の母親に始まって、身近な人が亡くなっています。
いいことは重ならないものですが悪いことは重なるものです。
どちらも告別式と通夜は兄弟と子どもだけで行うということでしたので、式には参列していません。
初盆にお参りに行こうと考えています。
近い人が亡くなるのは平成7年以来です、この年は親父、祖母、義父、母方の伯母夫婦と相次いで亡くなりました。
私が本厄の年で、周りからはそれだけ殺したら厄払いができたと、本音とも冗談ともとれる言葉をかけられました。
亡くなった二人との思い出はたくさんあります。
しかし、もう懐かしい昔話に興ずる事はできなくなりました。
いずれ私の番がやって来ます、明日か明後日か、それとも10年、20年後かも知れません。
その順番が分からないから前向きに生きられるのかも知れません。
自分の部屋のカレンダーにだけ黒い縁取りをした日があったら、死の恐怖から発狂する人も多いように思います。
そう考えると地球の最後の日が来ても、それでもリンゴの木を植え続けると言った人は偉いなぁと感じます。
死ぬまでおいしいものを食べて、美しい風景を見て暮らす人もいるでしょう。
でも、すべての人がそうできるわけではありません、できるなら死ぬまで人の足を引っ張ったりせず、影に回って悪口を言わない人間になれたら、死んで行くときの風景も違うように感じられる気がします。
  
Posted by いとう茂 at 17:12Comments(0)