2020年04月10日

こんな時こそ夢遍路

コロナウイルスの感染拡大を防止するために
人と接する機会を8割減少してほしいと政府が呼び掛けて
いますが、これまで1日に何人くらいの人と接していたのか、
意識して出会った人の数は数えられますが、無意識のうちに
出会った人を思い出すのはかなり難しいことです。
買い物で同じ棚で商品を探していて近い距離になっていた、
本屋で書棚を上から下まで見ている時に、隣に人がいた。
銀行のロビーで待っている時に小さい子どもが走り回ったり、
電車に乗って空いていたので座ると両隣に人が座り、15分ほど
一緒だった・・・・・・。

できないでは済まされないことですので、注意しながら人と
接する機会を減らしたいと思っています。
今日は、郵便局に行って職員一人と話した以外は家族との
接触だけ、確定申告の計算をしていましたので、ほぼ部屋からは
出ていません、ただ換気はあまり良くなかったのですが。
と、書いているうちに緑のお爺さんのことを忘れていました。
2M以内での接触はありましたが、相手は歩行中で1・2秒、
言葉も挨拶だけがほとんどでしたが、これも人と会う機会に
含まれるのか・・・・・。

こんな時に四国を歩いていたなら、例えば徳島の最後の札所の
23番薬王寺から高知の室戸岬にある24番の最御崎寺までは
歩いて2日半かかります、ゆっくりなら3日かかるかもしれません。
1日目は徳島県から高知県の東洋町まで、ここはいくつか集落が
ありますので、すれ違う人もいます。
昼食はコンビニなら接する人は1人か2人、高知に入ると左手は
ずっと太平洋、食堂はおろかコンビニもほとんどなく人とすれ違ったり
立ち寄るところもありません。
ここなら人と接する機会は8割以上減らせます。
民宿で出会う人が何人いるかだけが問題です。

ここを歩いたときは2回に分けてでした、秋の終わりと冬場に歩き
汗もそれほど出ませんでしたが、今なら暑さがこたえるかもしれません。
37番の岩本寺から足摺岬にある38番の金剛福寺は室戸への
道より距離がありますし、39番の延光寺までなら140キロ以上に
なりますので、5日の行程です。
ここもあまり人と出会うことはありませんので民宿と昼食の時に
出会う人だけです。
・・・・・・・しかし、札所には人がいますし、本堂と大師堂での読経の
時に後ろに人が立つこともあります、屋外とはいえ後ろから細かい
飛沫が襲うことは考えられます。
大きなリュックを担いで歩いていると、札所では何かと
話しかけられることもあります。
香川と徳島の感染者数は滋賀県よりもずっと少ないのですが
高知と愛媛は滋賀県と同じくらいか多い状況です。
実際に出かけて行って感染することを考えると、地図を見て
頭の中で歩き遍路をしていることが最善の方法かも・・・・・。
それより先に確定申告ですが・・・・・・。

Posted by いとう茂 at 22:01│Comments(0)
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