2022年12月10日
親が子に謝る
えこーの相談者からスタッフにラインが来ました。
子どもが小さい時に、随分ひどいことを言ったのを謝ろうと思うのだが、
どのタイミングがいいか講演会で質問したそうです。
この相談者は生きづらさがあり、専門機関にもかかっています。
子どもにひどいことを言ったという話は、えこーの家族会でも話していました。
質問ではなく謝るタイミングが分からないという話だったので、
えこーのスタッフも家族会のメンバーも聞いているだけでした。
講演会の講師は「親は子に謝りませんよ」と答えたそうで、
この相談者は自分でどうすればいいか分からず、スタッフにラインで相談が来たのです。
子どもにも人権があり人格がありますし、一人の人間です。
親がそのことを認めずに子どもは親の所有物と考えるのならば、
謝ることはないかも知れません。
しかし、この相談者は子どもを一人の人間と認めて、会話の糸口、
親子関係の修復に正面から向き合おうとしています。
少し前までは自分の生きづらさだけで精一杯で、
まったく余裕がなかったのですが家族会に参加するうちに
周りを見ることができるようになってきました。
えこーは、親が子に謝ることも当然あると考えています。
子は親を映す鏡、この親にしてこの子あり、鏡に映った姿は子どもであり、
親でもあります。
親は神様ではありません、不完全で間違いを犯す人間です。
過ちて改むるに、はばかることなかれ、論語にそんな一節もありました。
講演会の講師は二人いたのですが、どちらが親は謝らないと言ったのかは分かりません。
それぞれの家で育て方が違うことは分かりますが、
双方向のコミュニケーションがない家庭で育った子どもは
どんな大人になるのかと考えてしまいました。
回答した講師は、謝らない親の背中を見て育っています、人間の言動は経験と知識、
それに親から言われたりされたりしたことでほとんど決まると考えています。
どうぞ、この講師の子どもが親を反面教師として育っていますように。
子どもが小さい時に、随分ひどいことを言ったのを謝ろうと思うのだが、
どのタイミングがいいか講演会で質問したそうです。
この相談者は生きづらさがあり、専門機関にもかかっています。
子どもにひどいことを言ったという話は、えこーの家族会でも話していました。
質問ではなく謝るタイミングが分からないという話だったので、
えこーのスタッフも家族会のメンバーも聞いているだけでした。
講演会の講師は「親は子に謝りませんよ」と答えたそうで、
この相談者は自分でどうすればいいか分からず、スタッフにラインで相談が来たのです。
子どもにも人権があり人格がありますし、一人の人間です。
親がそのことを認めずに子どもは親の所有物と考えるのならば、
謝ることはないかも知れません。
しかし、この相談者は子どもを一人の人間と認めて、会話の糸口、
親子関係の修復に正面から向き合おうとしています。
少し前までは自分の生きづらさだけで精一杯で、
まったく余裕がなかったのですが家族会に参加するうちに
周りを見ることができるようになってきました。
えこーは、親が子に謝ることも当然あると考えています。
子は親を映す鏡、この親にしてこの子あり、鏡に映った姿は子どもであり、
親でもあります。
親は神様ではありません、不完全で間違いを犯す人間です。
過ちて改むるに、はばかることなかれ、論語にそんな一節もありました。
講演会の講師は二人いたのですが、どちらが親は謝らないと言ったのかは分かりません。
それぞれの家で育て方が違うことは分かりますが、
双方向のコミュニケーションがない家庭で育った子どもは
どんな大人になるのかと考えてしまいました。
回答した講師は、謝らない親の背中を見て育っています、人間の言動は経験と知識、
それに親から言われたりされたりしたことでほとんど決まると考えています。
どうぞ、この講師の子どもが親を反面教師として育っていますように。
Posted by いとう茂 at 11:00│Comments(0)