2024年07月10日

除湿器

夏は暑くて冬は寒いのが私の部屋です、その上に湿気が多く除湿器は欠かせません。
毎日3リッター以上の水が溜まります。
除湿器がないと服にカビが生えて着ることが出来ず、クリーニング屋に直行になります。
エアコンを部屋につければ問題は解決するのでしょうが、あまり文明のお世話にはなりたくない気持ちがあります。
山頭火の一草庵よりは少し落ちるけれど、良寛の五合庵よりはマシだと思っています。
寒い冬には布団乾燥機で布団を温めて寝る、案外これで熟睡できます。
年中除湿器は動いていますので、そこからの熱もあり屋外よりは暖かい空間になります。
築100年以上経っていますので、隙間風は入り放題で除湿器がない時には室温2度の朝もありました。
布団の中で吐く息が白い、これはそうそう経験できません。
それでもここ何十年も風邪をひかずに過ごしてきたのは、こうした日々の積み重ねがあったからかもしれません。
夏場は冷やすすべがなく、除湿器からの熱で他の部屋よりも5度以上高く、寝入る前に汗をかいています。
朝、目が覚めるとシャツが汗でぐっしょり濡れています。
熱中症が他人ごとではなくなった年齢になりましたので、寝る時は除湿器を切るようにしましたが、それでも朝には汗をかいています。
ひきこもりの相談を受けていて、当事者がエアコンをつけないので熱中症にならないか心配だと言った話が出ます。
これは当事者が音に敏感でエアコンの音が耳障りでつけないケースですが、音に敏感なのでエアコンを部屋につけさせない当事者もいます。
どちらの当事者も部屋を閉め切っていて、私の部屋よりも暑いと思いますので、当事者の気持ちを少しくらいは理解できればいいかと・・・・。
寝る前に水分を摂取すると・・・夜中にトイレが心配だし・・・前門の狼後門の虎状態です。
時々大震災があって飲み水に困ったら、除湿器の水は飲めないのだろうか、そんなことも考えます。
飲む前に築100年以上の建物ですから、2階が落ちてきて圧死、そうならないように机や本棚を置いて生存空間の確保を考えています。
これも一種の防災対策・・・とは言わないか。

Posted by いとう茂 at 16:24│Comments(0)
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