2012年09月26日
1年です・・・・・
昨年の9月26日に同じ議員の控室の
古尾谷議員と藤井議員にこのブログを立ち上げて
もらってから1年になりました。
1年間のブログを振り返ってみると、
肩ひじ張らずに書いてきた自分と出会えます。
主義、主張もそれほどブレることなく、
自分というものが出ている気がします。
物を書くということは、ある意味書き手が
裸になるということで、書き手の人柄や人格が
浮かび上がってくるものです。
立派な人間ではありませんが、自分が自分
だと感じます。
おかげさまでアクセス数も33,000を超えました。
最初の頃は20とか30だったものの積み重ねが
この数字になりました。
ありがとうございます。
拙い文章も昨日で376件になりました。
調子に乗って1日2回アップしたこともありました。
話は変わりますが、今日、ある会合でご一緒した、
先輩から「6年4組物語」について尋ねられました。
ストーリーの先が見えないというもので、
自分では組み立てが終わっているのですが、
この先、波乱が起きます。
発表した4人のうちの一人がとんでもないことを言いだします。
それと、10月10日がリミットになると思います。
今はそれ以上は申せませんが、おそらく物語はまだ、
7・8話は続くと思います。
木を見て森を見ずか森を見て木を見ずか、
いずれにせよ、稚拙な文章から何かを感じ取っていただけると
みなさんの国語力を確信しています。
飽きずにお読みいただければ幸いです。
これからも「いとう茂 惻隠だより」をよろしくお願いします。
せっかくですので「6年4組物語⑦」をアップしておきます。
この物語はフィクションであり
登場人物は架空の人物です
いよいよ8月20の朝を迎えました。草野君は
自転車で学校に来ました。普段は徒歩で通学
していますが、休みの日には自転車で学校に来ても
問題がないので、どことなくウキウキ気分です。
学校では、スポーツ少年団の野球部が、
キャッチボールの練習をしていました。
(暑いのにようやるなぁ)そう思い、教室に向かいました。
「おはよう」杉田さんと井川君それに藤田君も
来ていました。
杉田さんは、ノートに目を落として何か考えています。
「どうしたん、杉田さん発表の準備か」
「うん、今、コースの確認してんね」
「行き先決まったん、どこに行くの」藤田君が尋ねました。
「四国にしょうと思ってるんやけど」
「エー、四国、せやけど四国は難しいと言うてはったのに、
四国でコースが組めたん、凄いやんか」
「井川が喜びよるで、あいつ塩タタキにこだわっとったしなぁ」
草野君が言うと、
「せやけど、井川君もコース考えてはるみたいで」
杉田さんは一人支持者が減ることを心配しているようです。
「おはよう」 「おはよう」 「おーすっ」
清田さんと北川君それに中山さんが教室に入ってきました。
「北川君も発表するの」藤田君が聞きました。
「僕はみんなの発表を聞いて、その中で考えようと思ってます、
今日は杉田さんと井川君も発表してくれるんやろ」
二人は軽くうなずきました。
そのうち全員がそろいました。
「全員そろったので田川先生を呼んでくるわ」
北川君は職員室に行きました。
「みんなおはよう、ご苦労さん、ええコースの発表してや」
「先生、始めます」北川君がみんなの顔を見回して
「それでは、発表してくれる人」
手を挙げたのは、杉田さんと井川君でした。
「では、杉田さんからどうぞ」北川君が指名しました。
「杉田さんって四国のコースやろ」
「そうらしいな、難しいて言うてはったのに行けるんやろか」
古谷君と角田君が囁き合っています。
「私は、四国でコースを考えました。それでは
発表します。学校から京都経由で兵庫に入ります」
「おー角田と一緒やんけ、パクッたやろー」
「山田君静かに」 「ゴメン」
「本当は、京都、大阪、兵庫で行きたいのですが。
そうすると10県になるので遠回りですが、このコース
で行くしかありませんでした。大阪は帰りも通りません」
「大阪を行きも帰りも通らへんて、どんなコースや、
帰りはオスプレイか?」
角田君は驚いています。
「続けます。神戸港からのフェリーの始発に間に合うように
着いて、香川の高松港に行きます。ここからは観光バスで
移動します。午前中に、栗林公園か屋島の沖にある、
鬼が島の散策です。
ここは、モアイ像があったり、大洞窟があります。
長さは400mとも言われ、元々は女木島という名前らしいのですが、
桃太郎伝説で鬼が島というとのことです、あと金毘羅さんや
ニューレオマワールドも捨てがたかったのですが、時間的に
無理があるのでやめました。昼食は当然、讃岐うどんです。」
「よー勉強してるやんけー」
山田君がヤジを飛ばしました。
「エヘン。それから、高速道路で松山に移動して、
松山城、正岡子規記念博物館の
見学をした後、一番、楽しみにしている道後温泉本館で
温泉につかります、ここも、途中の今治によって、
しまなみ街道にかかる吊り橋や、藤堂高虎の手による
今治城の見学も捨てがたいので細部の検討をしています。
高虎は膳所城も手掛けていますので、水城の膳所城との
比較も社会の勉強になると思います」
「ウァオ。温泉、私大好き!」清田さんが合いの手を入れました。
「それから1日目の宿泊は梼原という小さい町にします。
ここは、坂本竜馬が維新の志を抱いて脱藩した道が残っていて
入口の付近には竜馬をはじめいくつかの像があります。
早朝にここの見学を済ませて、朝食後に20キロほど離れた所に
四万十源流の家というのがあるので見学して、
四万十川に向かいます。
できればここでは川下りを楽しみたいと思っています。
その次は、足摺岬に行きます。
たぶんここで昼食になりそうなので、カツオのタタキ、
もちろん塩タタキも食べたいと思います。
土佐清水市はカツオで有名なところですので、期待してください。
そこから、須崎まで戻り高速に乗って、高知城に行き、
日曜日なので高知の朝市を見学します。
朝市は夕方までやっているので時間的には間に合います。
たぶん3時か4時になると思いますが、桂浜に行って、
坂本竜馬の銅像の前で記念撮影をして、
ボーッと太平洋を眺めたいと思います。
1日目に梼原に泊まったので、2日目は高知県には泊れませんので、
夕方ですが太平洋沿いに室戸岬に行きます。
室戸岬を回って徳島県に入り、1日目の道後温泉に続き、
温泉のあるところに泊まりたいと思います。
3日目は藍染めや阿波踊りの記念館に行き、
昼食は徳島ラーメン、眉山にはロープウェイで上れますし、
祖谷のかずら橋にも行ってみたいと思っています。
午前中の予定をいくつか削らないと無理かもしれませんが
私的には、祖谷のかずら橋と鳴門の渦潮が候補です。
時間があれば、阿波踊り会館や藍染め見学をと
考えています、ただし、昼食の徳島ラーメンは譲れません。
3時ごろに徳島港からフェリーで和歌山港に着き大阪に向かい
たいのですが京都を通れないので大阪、奈良、三重経由となり、
10県になります。
それで、和歌山から奈良を通って三重から帰ってきます。
これで、京都、兵庫、香川、愛媛、高知、徳島、和歌山、
奈良、三重の9県になります。学校には夜の8時ころに帰ってきます。
このコースは逆でもいいと考えています。
それだと室戸を通らず、祖谷のかずら橋から大歩危小歩危で、
高知市内に入り、高知城、日曜ではないので朝市はパスで、
桂浜、このあたりで昼食です。
それから四万十源流の家と竜馬脱藩の道は飛ばして、
四万十川の川下り、足摺岬経由で土佐清水でまたまた
カツオをづくしの夕食と宿泊。
2日目に宿毛から愛媛に入り、大洲、内子では昔のまちなみを
散策して松山で正岡子規の記念館と道後温泉。
今治でしまなみ街道を見学して今治泊、
夜は今治名物の焼き鳥。
3日目は香川で金毘羅、鬼が島、讃岐うどんと栗林公園、
3時ころのフェリーで神戸にわたり日本海の夕日を見ながら
京都経由で帰ってきます。
実は、四国でもう一つプランがあったんです。
それは、京都、大阪で大阪港からフェリーで今治あたりに
早朝について愛媛、高知、徳島を回るコースですが、
これだと香川に行けないので讃岐うどんが抜けてしまいます。
せっかく四国に行くなら4県ともまわりたいのでやめました。
私のコースのアピールポイントは、旅費に費用をあまり
使わないので、泊るところや食べるものなどにお金がかけられる
ところです、以上で発表を終ります」
「四国も可能やんか」古谷君はやはり乗り気です。
「うどんに温泉にタタキに徳島ラーメンか
なかなかええな、それに竜馬のこと僕好きやねん」
草野君もちょっと乗り気です。
「徳島から和歌山へフェリーとは考えたなぁ、座布団3枚や」
「中山君,笑点と違うっす」
藤田君も笑っています。
「次に井川君お願いします」
「はーい、僕は東北支援です。
さっき、72時間以内なら大丈夫だと田川先生から
聞きましたので、ちょっと嬉しかったです。
僕のコースは、夜の9時に学校を出発します。
休憩と仮眠をとりながら、北陸道を福井、石川、富山、
新潟まで走ります。
新潟には仮眠もするので朝の7か8時時の予定です。
道の駅併設の新潟ふるさと村で朝食を済ませて、
ばかうけ展望室に上って、地上125mの所から
新潟市内や日本海を眺めます。
その後、出雲崎の良寛記念館に行きます。
良寛は書の達人と言われていますし、
何か得られるものがあればいいと思います。
角田君、津山君、中島君がこだわっている、
良寛の辞世の句の真実も明らかになるかもしれません。
そして福島県に入ります。
猪苗代湖で見学と昼食、会津藩の武家屋敷の見学をします。
宿泊は福島市内で一日目は終了です。
二日目は早朝に宮城県に入り、仙台まで行きます。
7時に出れば9時過ぎには着くので、仮設住宅で暮らす人の慰問と
向こうの小学校の人との交流会を考えています。
夕食は塩タンを食べたいと思いますが、
向こうの事情でバーベキューとかカレーになることも考えられます。
宿泊も仙台市内の予定ですが、避難所か仮設住宅の可能性もあります。
東北支援に行くのですから、そこのところは理解してください。
三日目は、ガレキの撤去か一人暮らしのおじいさんか
おばあさんの家の後片付けを手伝おうと思います。
二日目と三日目の入れ替えは可能です。
三日目も食べるものは期待しないでください、
東北の人たちの笑顔が最高のごちそうです。
そして3時ごろに仙台空港から伊丹に帰ってきます。
1日目以外ほとんど、お土産を買う時間も場所もないので、
仙台空港では多目に時間をとって、お土産を買う時間を
作りたいと思います。
それと、仙台での二日間は食事もまともなものが食べられない
可能性がありますので、お土産の時間に加えて食事の時間も
考えています。
学校には9時までに着く予定で、通る県は、
福井、石川、富山、新潟、福島、宮城、大阪、京都の
8県です。
行く前には応援メッセージを全校生徒の協力で
作って持っていこうと思います。
僕のコースも逆でも可能です。
帰りは日本海の夕日が見られるかもしれませんし、
バスの中でゆっくり寝ることもできますが、お土産は福島か
途中のサービスエリアでしか買えません。
それと、一つ提案があるのだけれど、
コースの決定はクラス全員の前で4人が
発表して無記名投票がいいと思うんだけど」
北川君が「何か特別な理由があるんですか」
「うん、あのー、この10人の委員会だけれど、自薦が3人で、
他薦が7人いるわけやけど、10のコースが出ての選択なら
分かるけど、コースを出してへん人を支持した人の中には、
面白いコースを考えてくれると期待して、
支持した人もいると思うんだ、でも、結果は4人のコースの中から
選ぶわけやから、例えば北川君なら北川君以外の6人の
行きたいところが北川君と一緒だとは限らへんやろ、
そんなら、みんな同じ費用を出して行くんやし、この4つの
コースを自分で選ぶべきやと思うんやけど、どやろ」
「そう言われたらそうやなぁ、僕は自分で手を挙げたけど、
コースを考えてないし、ある意味責任を果たしてない
所があると反省してるんや、清田さんも5人分やけど、
体と違うで・・・・。自分だけで決めてほかの4人に
怒られへんか」
古谷君が言いました。
「あんたを怒ったろか・・・・。ほんまにぃ。
そうやなぁ、井川君の意見に賛成、高村君も
藤村君も結構うるさいし、怒られるのかなんわ」
清田さんも井川君の意見に賛成です。
「角田君はどうすっか、君は武腰君やら津山君から
支持してもろてはるんで、もし武腰君が、九州なんかあかん、
なんで四国にせえへんかったんやーていうたら・・・・・怖いっすよぉー」
藤田君が脅すと
「かなん、かなん、そんなんかなん。
みんなで無記名投票がええ、うんそれがええ、
それしかない、井川君に大賛成」
「みなさん、それでいいですか」
北川君が確認しました。
「異議なーし」
「それでは、ここで休憩します。11時から角田君と
山田君のコースを発表してください」
そろそろ、コースが見えてきました。
誰がどのコースに賛成するか興味津々です。
長くなりますので続きは次回・・・・・。
古尾谷議員と藤井議員にこのブログを立ち上げて
もらってから1年になりました。
1年間のブログを振り返ってみると、
肩ひじ張らずに書いてきた自分と出会えます。
主義、主張もそれほどブレることなく、
自分というものが出ている気がします。
物を書くということは、ある意味書き手が
裸になるということで、書き手の人柄や人格が
浮かび上がってくるものです。
立派な人間ではありませんが、自分が自分
だと感じます。
おかげさまでアクセス数も33,000を超えました。
最初の頃は20とか30だったものの積み重ねが
この数字になりました。
ありがとうございます。
拙い文章も昨日で376件になりました。
調子に乗って1日2回アップしたこともありました。
話は変わりますが、今日、ある会合でご一緒した、
先輩から「6年4組物語」について尋ねられました。
ストーリーの先が見えないというもので、
自分では組み立てが終わっているのですが、
この先、波乱が起きます。
発表した4人のうちの一人がとんでもないことを言いだします。
それと、10月10日がリミットになると思います。
今はそれ以上は申せませんが、おそらく物語はまだ、
7・8話は続くと思います。
木を見て森を見ずか森を見て木を見ずか、
いずれにせよ、稚拙な文章から何かを感じ取っていただけると
みなさんの国語力を確信しています。
飽きずにお読みいただければ幸いです。
これからも「いとう茂 惻隠だより」をよろしくお願いします。
せっかくですので「6年4組物語⑦」をアップしておきます。
この物語はフィクションであり
登場人物は架空の人物です
いよいよ8月20の朝を迎えました。草野君は
自転車で学校に来ました。普段は徒歩で通学
していますが、休みの日には自転車で学校に来ても
問題がないので、どことなくウキウキ気分です。
学校では、スポーツ少年団の野球部が、
キャッチボールの練習をしていました。
(暑いのにようやるなぁ)そう思い、教室に向かいました。
「おはよう」杉田さんと井川君それに藤田君も
来ていました。
杉田さんは、ノートに目を落として何か考えています。
「どうしたん、杉田さん発表の準備か」
「うん、今、コースの確認してんね」
「行き先決まったん、どこに行くの」藤田君が尋ねました。
「四国にしょうと思ってるんやけど」
「エー、四国、せやけど四国は難しいと言うてはったのに、
四国でコースが組めたん、凄いやんか」
「井川が喜びよるで、あいつ塩タタキにこだわっとったしなぁ」
草野君が言うと、
「せやけど、井川君もコース考えてはるみたいで」
杉田さんは一人支持者が減ることを心配しているようです。
「おはよう」 「おはよう」 「おーすっ」
清田さんと北川君それに中山さんが教室に入ってきました。
「北川君も発表するの」藤田君が聞きました。
「僕はみんなの発表を聞いて、その中で考えようと思ってます、
今日は杉田さんと井川君も発表してくれるんやろ」
二人は軽くうなずきました。
そのうち全員がそろいました。
「全員そろったので田川先生を呼んでくるわ」
北川君は職員室に行きました。
「みんなおはよう、ご苦労さん、ええコースの発表してや」
「先生、始めます」北川君がみんなの顔を見回して
「それでは、発表してくれる人」
手を挙げたのは、杉田さんと井川君でした。
「では、杉田さんからどうぞ」北川君が指名しました。
「杉田さんって四国のコースやろ」
「そうらしいな、難しいて言うてはったのに行けるんやろか」
古谷君と角田君が囁き合っています。
「私は、四国でコースを考えました。それでは
発表します。学校から京都経由で兵庫に入ります」
「おー角田と一緒やんけ、パクッたやろー」
「山田君静かに」 「ゴメン」
「本当は、京都、大阪、兵庫で行きたいのですが。
そうすると10県になるので遠回りですが、このコース
で行くしかありませんでした。大阪は帰りも通りません」
「大阪を行きも帰りも通らへんて、どんなコースや、
帰りはオスプレイか?」
角田君は驚いています。
「続けます。神戸港からのフェリーの始発に間に合うように
着いて、香川の高松港に行きます。ここからは観光バスで
移動します。午前中に、栗林公園か屋島の沖にある、
鬼が島の散策です。
ここは、モアイ像があったり、大洞窟があります。
長さは400mとも言われ、元々は女木島という名前らしいのですが、
桃太郎伝説で鬼が島というとのことです、あと金毘羅さんや
ニューレオマワールドも捨てがたかったのですが、時間的に
無理があるのでやめました。昼食は当然、讃岐うどんです。」
「よー勉強してるやんけー」
山田君がヤジを飛ばしました。
「エヘン。それから、高速道路で松山に移動して、
松山城、正岡子規記念博物館の
見学をした後、一番、楽しみにしている道後温泉本館で
温泉につかります、ここも、途中の今治によって、
しまなみ街道にかかる吊り橋や、藤堂高虎の手による
今治城の見学も捨てがたいので細部の検討をしています。
高虎は膳所城も手掛けていますので、水城の膳所城との
比較も社会の勉強になると思います」
「ウァオ。温泉、私大好き!」清田さんが合いの手を入れました。
「それから1日目の宿泊は梼原という小さい町にします。
ここは、坂本竜馬が維新の志を抱いて脱藩した道が残っていて
入口の付近には竜馬をはじめいくつかの像があります。
早朝にここの見学を済ませて、朝食後に20キロほど離れた所に
四万十源流の家というのがあるので見学して、
四万十川に向かいます。
できればここでは川下りを楽しみたいと思っています。
その次は、足摺岬に行きます。
たぶんここで昼食になりそうなので、カツオのタタキ、
もちろん塩タタキも食べたいと思います。
土佐清水市はカツオで有名なところですので、期待してください。
そこから、須崎まで戻り高速に乗って、高知城に行き、
日曜日なので高知の朝市を見学します。
朝市は夕方までやっているので時間的には間に合います。
たぶん3時か4時になると思いますが、桂浜に行って、
坂本竜馬の銅像の前で記念撮影をして、
ボーッと太平洋を眺めたいと思います。
1日目に梼原に泊まったので、2日目は高知県には泊れませんので、
夕方ですが太平洋沿いに室戸岬に行きます。
室戸岬を回って徳島県に入り、1日目の道後温泉に続き、
温泉のあるところに泊まりたいと思います。
3日目は藍染めや阿波踊りの記念館に行き、
昼食は徳島ラーメン、眉山にはロープウェイで上れますし、
祖谷のかずら橋にも行ってみたいと思っています。
午前中の予定をいくつか削らないと無理かもしれませんが
私的には、祖谷のかずら橋と鳴門の渦潮が候補です。
時間があれば、阿波踊り会館や藍染め見学をと
考えています、ただし、昼食の徳島ラーメンは譲れません。
3時ごろに徳島港からフェリーで和歌山港に着き大阪に向かい
たいのですが京都を通れないので大阪、奈良、三重経由となり、
10県になります。
それで、和歌山から奈良を通って三重から帰ってきます。
これで、京都、兵庫、香川、愛媛、高知、徳島、和歌山、
奈良、三重の9県になります。学校には夜の8時ころに帰ってきます。
このコースは逆でもいいと考えています。
それだと室戸を通らず、祖谷のかずら橋から大歩危小歩危で、
高知市内に入り、高知城、日曜ではないので朝市はパスで、
桂浜、このあたりで昼食です。
それから四万十源流の家と竜馬脱藩の道は飛ばして、
四万十川の川下り、足摺岬経由で土佐清水でまたまた
カツオをづくしの夕食と宿泊。
2日目に宿毛から愛媛に入り、大洲、内子では昔のまちなみを
散策して松山で正岡子規の記念館と道後温泉。
今治でしまなみ街道を見学して今治泊、
夜は今治名物の焼き鳥。
3日目は香川で金毘羅、鬼が島、讃岐うどんと栗林公園、
3時ころのフェリーで神戸にわたり日本海の夕日を見ながら
京都経由で帰ってきます。
実は、四国でもう一つプランがあったんです。
それは、京都、大阪で大阪港からフェリーで今治あたりに
早朝について愛媛、高知、徳島を回るコースですが、
これだと香川に行けないので讃岐うどんが抜けてしまいます。
せっかく四国に行くなら4県ともまわりたいのでやめました。
私のコースのアピールポイントは、旅費に費用をあまり
使わないので、泊るところや食べるものなどにお金がかけられる
ところです、以上で発表を終ります」
「四国も可能やんか」古谷君はやはり乗り気です。
「うどんに温泉にタタキに徳島ラーメンか
なかなかええな、それに竜馬のこと僕好きやねん」
草野君もちょっと乗り気です。
「徳島から和歌山へフェリーとは考えたなぁ、座布団3枚や」
「中山君,笑点と違うっす」
藤田君も笑っています。
「次に井川君お願いします」
「はーい、僕は東北支援です。
さっき、72時間以内なら大丈夫だと田川先生から
聞きましたので、ちょっと嬉しかったです。
僕のコースは、夜の9時に学校を出発します。
休憩と仮眠をとりながら、北陸道を福井、石川、富山、
新潟まで走ります。
新潟には仮眠もするので朝の7か8時時の予定です。
道の駅併設の新潟ふるさと村で朝食を済ませて、
ばかうけ展望室に上って、地上125mの所から
新潟市内や日本海を眺めます。
その後、出雲崎の良寛記念館に行きます。
良寛は書の達人と言われていますし、
何か得られるものがあればいいと思います。
角田君、津山君、中島君がこだわっている、
良寛の辞世の句の真実も明らかになるかもしれません。
そして福島県に入ります。
猪苗代湖で見学と昼食、会津藩の武家屋敷の見学をします。
宿泊は福島市内で一日目は終了です。
二日目は早朝に宮城県に入り、仙台まで行きます。
7時に出れば9時過ぎには着くので、仮設住宅で暮らす人の慰問と
向こうの小学校の人との交流会を考えています。
夕食は塩タンを食べたいと思いますが、
向こうの事情でバーベキューとかカレーになることも考えられます。
宿泊も仙台市内の予定ですが、避難所か仮設住宅の可能性もあります。
東北支援に行くのですから、そこのところは理解してください。
三日目は、ガレキの撤去か一人暮らしのおじいさんか
おばあさんの家の後片付けを手伝おうと思います。
二日目と三日目の入れ替えは可能です。
三日目も食べるものは期待しないでください、
東北の人たちの笑顔が最高のごちそうです。
そして3時ごろに仙台空港から伊丹に帰ってきます。
1日目以外ほとんど、お土産を買う時間も場所もないので、
仙台空港では多目に時間をとって、お土産を買う時間を
作りたいと思います。
それと、仙台での二日間は食事もまともなものが食べられない
可能性がありますので、お土産の時間に加えて食事の時間も
考えています。
学校には9時までに着く予定で、通る県は、
福井、石川、富山、新潟、福島、宮城、大阪、京都の
8県です。
行く前には応援メッセージを全校生徒の協力で
作って持っていこうと思います。
僕のコースも逆でも可能です。
帰りは日本海の夕日が見られるかもしれませんし、
バスの中でゆっくり寝ることもできますが、お土産は福島か
途中のサービスエリアでしか買えません。
それと、一つ提案があるのだけれど、
コースの決定はクラス全員の前で4人が
発表して無記名投票がいいと思うんだけど」
北川君が「何か特別な理由があるんですか」
「うん、あのー、この10人の委員会だけれど、自薦が3人で、
他薦が7人いるわけやけど、10のコースが出ての選択なら
分かるけど、コースを出してへん人を支持した人の中には、
面白いコースを考えてくれると期待して、
支持した人もいると思うんだ、でも、結果は4人のコースの中から
選ぶわけやから、例えば北川君なら北川君以外の6人の
行きたいところが北川君と一緒だとは限らへんやろ、
そんなら、みんな同じ費用を出して行くんやし、この4つの
コースを自分で選ぶべきやと思うんやけど、どやろ」
「そう言われたらそうやなぁ、僕は自分で手を挙げたけど、
コースを考えてないし、ある意味責任を果たしてない
所があると反省してるんや、清田さんも5人分やけど、
体と違うで・・・・。自分だけで決めてほかの4人に
怒られへんか」
古谷君が言いました。
「あんたを怒ったろか・・・・。ほんまにぃ。
そうやなぁ、井川君の意見に賛成、高村君も
藤村君も結構うるさいし、怒られるのかなんわ」
清田さんも井川君の意見に賛成です。
「角田君はどうすっか、君は武腰君やら津山君から
支持してもろてはるんで、もし武腰君が、九州なんかあかん、
なんで四国にせえへんかったんやーていうたら・・・・・怖いっすよぉー」
藤田君が脅すと
「かなん、かなん、そんなんかなん。
みんなで無記名投票がええ、うんそれがええ、
それしかない、井川君に大賛成」
「みなさん、それでいいですか」
北川君が確認しました。
「異議なーし」
「それでは、ここで休憩します。11時から角田君と
山田君のコースを発表してください」
そろそろ、コースが見えてきました。
誰がどのコースに賛成するか興味津々です。
長くなりますので続きは次回・・・・・。
Posted by いとう茂 at 12:13│Comments(0)