2013年01月03日
12月議会一般質問③
子ども・若者プランについてお尋ねします。
6月議会でも質問をさせていただきましたが
まだこれからということでございました。
あれから半年がたち 年度内に取りまとめるために
各課との連携も進み 形が見え始めた時期だと思いますので
プランの進捗状況をお訊ねします。
回答
子ども・若者プランについては、昨年度末に大津市青少年問題協議会から
市長あてに提出された具申書をもとに、
現在、有識者を中心に保健予防課、障害福祉課、学校教育課、
産業政策課等の庁内関係各課や滋賀県地域若者サポートステーション、
滋賀県ひきこもり支援センターはじめ、
庁外の医療、保健、福祉、教育、雇用に係る機関からの意見を伺いながら、
これまで3回にわたって検討を重ねたところであり、
年末をめどに原案をまとめ、今年度中に策定の予定です。
特に今回のプランにおいては、
社会生活を円滑に営む上での困難を有する子ども・若者を支援するための
関係機関のネットワークを構築することが重要な課題と認識し、
このプランにかかわっている庁内関係各課はもとより、
広く庁外関係機関、さらには有識者を加え準備を進めている。
再質問
従来から指摘されている縦割り行政ですが、
福祉、就労党の問題がどの窓口でも対応していただけるという
認識でよいか確認させていただきます。
回答
福祉の問題で窓口に来られた方の就労に関する相談も福祉の窓口と
ハローワーク等と連携を取り対応するようネットワークの構築を図ります。
次の質問に移ります。
困難を有する子ども・若者や その家族を支援する方策として
障害のある子ども・若者と その家族の自立支援の中で
放課後等デイサービスの位置づけについてお尋ねします。
放課後等デイサービスは 今年度の児童福祉法の一部改正を受けて
小学校、中学校、高校に通う障害のある児童、生徒を
放課後や夏休み等の長期休暇に預かり その子の居場所づくりと
生活能力向上のための訓練を継続的に持続し 自立を促進することと
保護者の身体的 精神的負担軽減を目的とした制度で
大津市ではまだ2施設しかありませんが
この施設も重度の障害者を預かることはできず
身体介護の必要がない自閉症や ダウン症等の障害を持つ子どもに限定されています。
障害のある多くの子どもは 家に閉じこもりがちで
同年代の子どもとの交流も少なく 自立に向けての機会も少ないのが現状です。
大津市では少数ですが 大阪などの大都市では普及が進んでいるのが現状で
今後、大津市でも施設の増加が考えられます。
福祉こども部の障害福祉計画には 当然盛り込まれると思いますが、
放課後等デイサービスの活用も 子ども・若者プランには盛り込まれていくのかお尋ねします。
回答
子ども・若者プランにおいては、社会生活を円滑に営む上での
困難を有する子ども・若者を支援するため、
関係機関からなるネットワークの構築を盛り込む予定です。
このような関係機関の連携体制により放課後等デイサービスを必要としている方が、
円滑のそのサービスの利用に結びつくよう準備を進めます。
次の質問に移ります。
放課後等デイサービスについては 小学校入学時に案内がないのも実情ですし
大津市の広報や ホームページで広く市民に周知する等
今後、市民へのPR方法について見解を伺います。
回答
放課後等デイサービスについては、障害福祉のしおり等で周知していますが、
今後は大津市のホームページや相談支援事業所を通してさらに周知していきます。
次の質問に移ります。
直接、放課後等デイサービスは実施していないが 障害のある子どもの
居場所や自立の相談を受ける 福祉に携わる事業者同士の情報交換の場が現在はありません。
今後、大津市としてそうした情報を交換し 共有できる機会や場の設定についての見解を伺います。
回答
生涯福祉にかかわる様々な課題と解決に向けた協議の場として、
相談支援事業所や障害福祉事業所等の関係機関に参画していただいて、
障害者自立支援協議会を設置しているが、その場において情報交換やニーズの把握に努めている。
次の質問に移ります。
障害のある子どもを持つ親の中には ひとり親もおられます。
生活のために子どもを放課後は児童クラブに預けて 働く親もいますが、
障害があるがゆえに 打ち解けられずにいる子どもや いじめにあう子どもがいるのも事実です。
こうした親が安心して働け 自立していくためにも こうした施設の活用は重要ですし
障害のある子どもを抱える家庭には 生活保護を受給されている家庭もあります。
障害のある子どもを抱えている親の不安は
将来、自分たちが老いていくときに子どもがどうして 生活をしていくかということに尽きるとも言えます。
そうした親の不安を少しでも解消するためと 貧困の連鎖を断ち切るためにも
障害のある子どもを抱えて生活保護を受給している、ひとり親を含めた家庭の自立は不可欠です。
現在、大津市では 日中一時支援や児童クラブの充実を考えておられますが
越市長の5つのスマイルプロジェクトの第1番目に 子育てと教育を最優先し
子どもの未来が輝く大津へ が、掲げられています。
それを受けた形で第3期実行計画の 基本政策には子どもの笑顔が輝くまちにします
と 希望に満ちて 生き生きと暮らすことができる まちにしますが謳われています。
さらに、基本政策には互いを認め 支えあうまちにしますと
人権のことも明記されていますし 障害のある子どもを持つ親の選択肢を増やす意味でも
放課後等デイサービスの充実は急務の課題だと考えますので見解を伺います。
回答
障害児の放課後や休日の生活の充実を図るためには、
放課後等デイサービスは重要な事業であると認識しており、
日中一時支援事業や障害児サマースクール事業と併せてその充実に努めていきます。
次の質問に移ります
障害のある子どもと家族の支援のほかに プランでは非行 犯罪に
陥った子ども・若者、家族の支援も盛り込まれています。
保護司の立場からの意見ですが 保護観察処分を受けた
子ども・若者の 自立、更生には本人の自覚はもちろんですが
家族や周囲の支援が不可欠です。
特に就労が自立、更生に一番の方法とも言えます。
現在、大津市内でそうした更生を目指す子ども・若者の就労のために
協力雇用主制度というものがあります。
これは、罪を犯した人間を積極的に雇用し
自立、更生させようとする組織です。
しかし、この制度は企業側の理解がなかなか進まずに
ふくらみを増していないのが現状です。
大津市として、今後 商工会議所や商工会、
あるいは直接、個別の企業に協力を呼びかけ
協力雇用主制度の普及に力を入れ プランに盛り込んでいかれる計画があるのかお訊ねします。
回答
協力雇用主制度については法務省の事業として、大津市内では、
大津保護観察所において取り組んでいただいているので、
本市としてはこのような制度を必要としている、
社会生活を円滑に営む上での困難を有する子ども・若者を支援するため、
関係機関によるネットワークの構築をプランに盛り込んでいく。
この支援ネットワークの準備に当たっては今後、
大津保護観察所や保護司の方にも委員に加わっていただくことも検討している。
次の質問に移ります。
現在、保護司1名に6000円の活動助成をいただいており
保護司活動の大きな助けになっていますが
大津市の更生保護に対する対応が事業への協力を含めて
少し弱いのではないかと感じますので、更生保護に対する大津市のお考えを伺います。
回答
本市においては犯罪のない明るいまちの推進に
保護司会の果たす役割は大きいと考えていることから、
大津保護区保護司会に対して補助金を支出し保護司会の活動を支援しているほか、
関係団体であります滋賀好善会に対しても補助金を支出している。
毎年、7月には社会を明るくする運動を実施し
保護司会や地域の更生保護女性会などの関係団体と連携して街頭啓発を行い、
犯罪や非行のない地域社会を築こうとする運動を展開している。
今後も引き続き更生事業や保護司の活動に対して協力していくよう努めます。
気が付けばもう3日です。
明日は仕事始め、午前中は後援会に人に呼ばれて
お屠蘇をよばれてきました。
少したくさんいただきとってもいい気分で帰ってきました。
今年もこれまで通り頑張るよう力をいただいてきました。
すべてのことは一時には成就しません。
亡くなった親父の口癖に、安物の木ほど早く大きくなる。
この年になって実感できます。
この世のことはこの世で終わるわけですが、
そのすべてがコツコツ、一歩、一歩です。
ゆっくりがいいです、みなさんもゆっくり応援してください。
6月議会でも質問をさせていただきましたが
まだこれからということでございました。
あれから半年がたち 年度内に取りまとめるために
各課との連携も進み 形が見え始めた時期だと思いますので
プランの進捗状況をお訊ねします。
回答
子ども・若者プランについては、昨年度末に大津市青少年問題協議会から
市長あてに提出された具申書をもとに、
現在、有識者を中心に保健予防課、障害福祉課、学校教育課、
産業政策課等の庁内関係各課や滋賀県地域若者サポートステーション、
滋賀県ひきこもり支援センターはじめ、
庁外の医療、保健、福祉、教育、雇用に係る機関からの意見を伺いながら、
これまで3回にわたって検討を重ねたところであり、
年末をめどに原案をまとめ、今年度中に策定の予定です。
特に今回のプランにおいては、
社会生活を円滑に営む上での困難を有する子ども・若者を支援するための
関係機関のネットワークを構築することが重要な課題と認識し、
このプランにかかわっている庁内関係各課はもとより、
広く庁外関係機関、さらには有識者を加え準備を進めている。
再質問
従来から指摘されている縦割り行政ですが、
福祉、就労党の問題がどの窓口でも対応していただけるという
認識でよいか確認させていただきます。
回答
福祉の問題で窓口に来られた方の就労に関する相談も福祉の窓口と
ハローワーク等と連携を取り対応するようネットワークの構築を図ります。
次の質問に移ります。
困難を有する子ども・若者や その家族を支援する方策として
障害のある子ども・若者と その家族の自立支援の中で
放課後等デイサービスの位置づけについてお尋ねします。
放課後等デイサービスは 今年度の児童福祉法の一部改正を受けて
小学校、中学校、高校に通う障害のある児童、生徒を
放課後や夏休み等の長期休暇に預かり その子の居場所づくりと
生活能力向上のための訓練を継続的に持続し 自立を促進することと
保護者の身体的 精神的負担軽減を目的とした制度で
大津市ではまだ2施設しかありませんが
この施設も重度の障害者を預かることはできず
身体介護の必要がない自閉症や ダウン症等の障害を持つ子どもに限定されています。
障害のある多くの子どもは 家に閉じこもりがちで
同年代の子どもとの交流も少なく 自立に向けての機会も少ないのが現状です。
大津市では少数ですが 大阪などの大都市では普及が進んでいるのが現状で
今後、大津市でも施設の増加が考えられます。
福祉こども部の障害福祉計画には 当然盛り込まれると思いますが、
放課後等デイサービスの活用も 子ども・若者プランには盛り込まれていくのかお尋ねします。
回答
子ども・若者プランにおいては、社会生活を円滑に営む上での
困難を有する子ども・若者を支援するため、
関係機関からなるネットワークの構築を盛り込む予定です。
このような関係機関の連携体制により放課後等デイサービスを必要としている方が、
円滑のそのサービスの利用に結びつくよう準備を進めます。
次の質問に移ります。
放課後等デイサービスについては 小学校入学時に案内がないのも実情ですし
大津市の広報や ホームページで広く市民に周知する等
今後、市民へのPR方法について見解を伺います。
回答
放課後等デイサービスについては、障害福祉のしおり等で周知していますが、
今後は大津市のホームページや相談支援事業所を通してさらに周知していきます。
次の質問に移ります。
直接、放課後等デイサービスは実施していないが 障害のある子どもの
居場所や自立の相談を受ける 福祉に携わる事業者同士の情報交換の場が現在はありません。
今後、大津市としてそうした情報を交換し 共有できる機会や場の設定についての見解を伺います。
回答
生涯福祉にかかわる様々な課題と解決に向けた協議の場として、
相談支援事業所や障害福祉事業所等の関係機関に参画していただいて、
障害者自立支援協議会を設置しているが、その場において情報交換やニーズの把握に努めている。
次の質問に移ります。
障害のある子どもを持つ親の中には ひとり親もおられます。
生活のために子どもを放課後は児童クラブに預けて 働く親もいますが、
障害があるがゆえに 打ち解けられずにいる子どもや いじめにあう子どもがいるのも事実です。
こうした親が安心して働け 自立していくためにも こうした施設の活用は重要ですし
障害のある子どもを抱える家庭には 生活保護を受給されている家庭もあります。
障害のある子どもを抱えている親の不安は
将来、自分たちが老いていくときに子どもがどうして 生活をしていくかということに尽きるとも言えます。
そうした親の不安を少しでも解消するためと 貧困の連鎖を断ち切るためにも
障害のある子どもを抱えて生活保護を受給している、ひとり親を含めた家庭の自立は不可欠です。
現在、大津市では 日中一時支援や児童クラブの充実を考えておられますが
越市長の5つのスマイルプロジェクトの第1番目に 子育てと教育を最優先し
子どもの未来が輝く大津へ が、掲げられています。
それを受けた形で第3期実行計画の 基本政策には子どもの笑顔が輝くまちにします
と 希望に満ちて 生き生きと暮らすことができる まちにしますが謳われています。
さらに、基本政策には互いを認め 支えあうまちにしますと
人権のことも明記されていますし 障害のある子どもを持つ親の選択肢を増やす意味でも
放課後等デイサービスの充実は急務の課題だと考えますので見解を伺います。
回答
障害児の放課後や休日の生活の充実を図るためには、
放課後等デイサービスは重要な事業であると認識しており、
日中一時支援事業や障害児サマースクール事業と併せてその充実に努めていきます。
次の質問に移ります
障害のある子どもと家族の支援のほかに プランでは非行 犯罪に
陥った子ども・若者、家族の支援も盛り込まれています。
保護司の立場からの意見ですが 保護観察処分を受けた
子ども・若者の 自立、更生には本人の自覚はもちろんですが
家族や周囲の支援が不可欠です。
特に就労が自立、更生に一番の方法とも言えます。
現在、大津市内でそうした更生を目指す子ども・若者の就労のために
協力雇用主制度というものがあります。
これは、罪を犯した人間を積極的に雇用し
自立、更生させようとする組織です。
しかし、この制度は企業側の理解がなかなか進まずに
ふくらみを増していないのが現状です。
大津市として、今後 商工会議所や商工会、
あるいは直接、個別の企業に協力を呼びかけ
協力雇用主制度の普及に力を入れ プランに盛り込んでいかれる計画があるのかお訊ねします。
回答
協力雇用主制度については法務省の事業として、大津市内では、
大津保護観察所において取り組んでいただいているので、
本市としてはこのような制度を必要としている、
社会生活を円滑に営む上での困難を有する子ども・若者を支援するため、
関係機関によるネットワークの構築をプランに盛り込んでいく。
この支援ネットワークの準備に当たっては今後、
大津保護観察所や保護司の方にも委員に加わっていただくことも検討している。
次の質問に移ります。
現在、保護司1名に6000円の活動助成をいただいており
保護司活動の大きな助けになっていますが
大津市の更生保護に対する対応が事業への協力を含めて
少し弱いのではないかと感じますので、更生保護に対する大津市のお考えを伺います。
回答
本市においては犯罪のない明るいまちの推進に
保護司会の果たす役割は大きいと考えていることから、
大津保護区保護司会に対して補助金を支出し保護司会の活動を支援しているほか、
関係団体であります滋賀好善会に対しても補助金を支出している。
毎年、7月には社会を明るくする運動を実施し
保護司会や地域の更生保護女性会などの関係団体と連携して街頭啓発を行い、
犯罪や非行のない地域社会を築こうとする運動を展開している。
今後も引き続き更生事業や保護司の活動に対して協力していくよう努めます。
気が付けばもう3日です。
明日は仕事始め、午前中は後援会に人に呼ばれて
お屠蘇をよばれてきました。
少したくさんいただきとってもいい気分で帰ってきました。
今年もこれまで通り頑張るよう力をいただいてきました。
すべてのことは一時には成就しません。
亡くなった親父の口癖に、安物の木ほど早く大きくなる。
この年になって実感できます。
この世のことはこの世で終わるわけですが、
そのすべてがコツコツ、一歩、一歩です。
ゆっくりがいいです、みなさんもゆっくり応援してください。
Posted by いとう茂 at 14:37│Comments(0)