2012年06月15日

ランキング

私のブログは、「滋賀咲く」ですが、最近、
ランキングがあることに気が付きました。

トップページを開けて、ずーと下に降ろしていくと、
左側に「200位までのランキングを見る」という項目が
あります。

そこをクリックすると200位までが出てきます。
議員仲間では、桐田真人議員も同じ
滋賀咲くですのでランキングに登場します。

ちなみに今日のランキングは桐田議員が95位で
私が116位でした。

アクセス回数でランキングが決まるのでしょうが、
60手前のおじさんのブログにしては、まずは健闘と
言ってもいいと思っています。

AKBみたいに1位を狙う気はありませんが、
読んでいただいている方に楽しみにしていただける
ブログが続けられたらと思っています。


  
Posted by いとう茂 at 17:31Comments(0)

2012年06月15日

かさぶた

子どもの頃、よく注意されたことと言えば、
へそのゴマとり、鼻くそほじり、爪噛み、
それと、かさぶたとり、できものの膿絞り・・・・。

私だけでないことを祈りつつ、先へ進みます。

今の子どもには縁遠いことばかりかもしれません。
へそのゴマをとるとお腹が痛くなるからと
風呂上りなんかによく怒られました。

後のことは特別説明もいらないと思いますが、
かさぶたとりは、ある種秘密のたのしみでした。
生傷が絶えないというと大げさですが、
膝や肘はいつも血が出ていたように思います。

今のようにカットバンなんかない時代で、
赤チン、ヨウチンか膏薬でした。

膏薬は火であぶって傷口に貼るのですが、
あぶりすぎると熱くて、熱くてケガより苦痛でした。

そんな経験は多分50代半ば以上しか経験が
ないのではないかと思うのですが、膏薬も
長い間貼っているとかゆくなってくるし、
貼っているところが、黒く色がついてきます。

結局血が止まったら、そのままほったらかし、
そのうち、かさぶたができてきます。

上から抑えると、ジワッーと赤黄色いものが出てくる。
この段階ではせいぜい周囲のかさぶたを少しだけ
めくるだけです。
それでも、うっすら血がにじんできます。

それから3,4日でしょうか、傷を抑えても
あまり痛くない、かさぶたのあたりがむず痒い
爪でそろっとかさぶたはがし、あの時の集中力は
なかなかのものでした。

少しずつ、薄皮が見えてくる、事件はいつもそこで
起きます。かさぶたと薄皮が引っ付いて離れない。
ゆっくり、右に左に引っ張っても離れない。

目をつぶってそっと引っ張ると…
血がにじんでる。

そんなことの繰り返しが成長の証には・・・・
ならないか。

右の手首にはビールジョッキの破片が刺さった傷。
右のすねにはチェーンと勝負した傷。
左の足首には篠竹が刺さった傷。
右のほっぺたは防火用水槽とケンカした傷。
へその上には麻酔なしでメスでゴリッとできものをとられた傷。
頭のてっぺんには下向きに刺さっていた釘の下で
飛び上がった傷。
頭の前には水道管の工事の穴に落ちた傷。

そう言えば、全部かさぶたとはご縁があった。

結構キズ跡が残っているもんだ。
カッターナイフの傷は残っていない。
髭剃りでカミソリで切った傷も残らない。

もう一か所あった…
心の中にいつまでもジクジクしたかさぶたをかぶったままの傷が・・・・。

私の言葉や行動で、いろんな人の心に傷つけた。
カッターナイフなら許されるだろうけど
錆びたくぎでギザギザにした人もいたのだろう。

疼くと痒いの字は似ている。
疼きを痒みだとごまかさずに生きなくてはと思う。

疼くかさぶたがそう叫んでいる、心の中で・・・・。





  
Posted by いとう茂 at 11:24Comments(0)