2015年10月29日
一億光年
光が1年かかってたどり着く距離が1光年で、 9兆4600億kmです。
地球と太陽の距離を1光年の距離で割ってみると、0.00001581 光年、
8分19秒で地上に光が届きます。
1光年というととても長いように思いますが、24時間の365倍、つまり
われわれが日常生活している1年も1光年も同じです。
1日に50キロ歩いて1年で、およそ18000kmになります。
光が届く距離は9兆4600億km、距離は違いますが時間はともに1年になります。
1億光年は1億年、地球ではティラノサウルス、トリケラトプス、イグアノドン等の
恐竜が闊歩していたのでしょうか。
昨日は十六夜、今夜は立待月、恋しい人を今か今かと立って待つ、
ソワソワした気持ちが伝わってきそうな呼び名です。
夜空に輝く星の光が、どれだけ前のものかはわかりませんが、
星の中にはすでに消滅しているものもあるでしょう。
地球までが5光年の星なら今日消滅しても5年間は光っている、
そう考えると1億光年の距離の星は今日消滅しても1億年先まで
光が地球に届いているということになります。
し
愛しい人が亡くなって面影が心に残るのと重なります。
去っていってほしい人が去らない、そういう場合もあると思いますが、
こちらが去るわけにはいきませんので、いつまでも残像にならない。
怨憎会苦の言葉を思い出します。
人は必ず死にます。
いつか自分の番が回ってきます、生きているうちは愛しい人と
なるべく近くにいたいと願うものですが、亡くなると星ですと近いほど
早く光が消えてしまいます、近くで短くても強い光を残すか、
遠くで弱くても長い光を残すか、残された人を思うと、
近くで短くて強い光で消えていく方が残された人の人生を考えると、
いいように思います、妻に先立たれた夫の平均余命は5年、
その逆は20年、もしかすると男性の方が近くで強い光を放ち
消えていくことが多いあらわれかもしれない、そんなことを思います。
願わくは、自分の星が消える時に自分が照らしている人を、
互いに照らしあっているのでしょうが、同時に宇宙のもくずと
消えていけたらと思います。
今日から前の皇子山陸上競技場で陸上の高体連が始まりました。
もう40年以上前になりますが、私もここで若さを謳歌していたことを
思い出しました、自分の心の中の星はとっくに消えていますが
今でも残像がよみがえる、ずいぶん長い間光を放っているものです。
地球と太陽の距離を1光年の距離で割ってみると、0.00001581 光年、
8分19秒で地上に光が届きます。
1光年というととても長いように思いますが、24時間の365倍、つまり
われわれが日常生活している1年も1光年も同じです。
1日に50キロ歩いて1年で、およそ18000kmになります。
光が届く距離は9兆4600億km、距離は違いますが時間はともに1年になります。
1億光年は1億年、地球ではティラノサウルス、トリケラトプス、イグアノドン等の
恐竜が闊歩していたのでしょうか。
昨日は十六夜、今夜は立待月、恋しい人を今か今かと立って待つ、
ソワソワした気持ちが伝わってきそうな呼び名です。
夜空に輝く星の光が、どれだけ前のものかはわかりませんが、
星の中にはすでに消滅しているものもあるでしょう。
地球までが5光年の星なら今日消滅しても5年間は光っている、
そう考えると1億光年の距離の星は今日消滅しても1億年先まで
光が地球に届いているということになります。
し
愛しい人が亡くなって面影が心に残るのと重なります。
去っていってほしい人が去らない、そういう場合もあると思いますが、
こちらが去るわけにはいきませんので、いつまでも残像にならない。
怨憎会苦の言葉を思い出します。
人は必ず死にます。
いつか自分の番が回ってきます、生きているうちは愛しい人と
なるべく近くにいたいと願うものですが、亡くなると星ですと近いほど
早く光が消えてしまいます、近くで短くても強い光を残すか、
遠くで弱くても長い光を残すか、残された人を思うと、
近くで短くて強い光で消えていく方が残された人の人生を考えると、
いいように思います、妻に先立たれた夫の平均余命は5年、
その逆は20年、もしかすると男性の方が近くで強い光を放ち
消えていくことが多いあらわれかもしれない、そんなことを思います。
願わくは、自分の星が消える時に自分が照らしている人を、
互いに照らしあっているのでしょうが、同時に宇宙のもくずと
消えていけたらと思います。
今日から前の皇子山陸上競技場で陸上の高体連が始まりました。
もう40年以上前になりますが、私もここで若さを謳歌していたことを
思い出しました、自分の心の中の星はとっくに消えていますが
今でも残像がよみがえる、ずいぶん長い間光を放っているものです。
Posted by いとう茂 at
12:44
│Comments(0)