2011年12月11日

頑張る 大津市職員

一般質問3問目です。
新聞やテレビの報道は、度重なる不祥事ばかりで、
努力し一定以上の成果を上げた職員や大津市民のために
頑張った職員への評価の報道が皆無に等しく、
一握りの不祥事を起こした職員のために大津市の
評価と権威は下がり続け、市民の信頼も
失いつつあります。
日々粛々とまじめに職務を遂行し、成果を出した
職員に対する評価が全く見えてきません。
さらに、こうした不祥事だけの報道では意欲のある
多くの職員の方まで働く意欲をなくしてしまう
ことにもなりかねません。
日々お世話になっている議会事務局の職員はもとより、
主任者研修で部署の枠を超えて若い職員の方々の
夢と情熱あふれる発表会。
二日目しか傍聴できませんでしたが、真剣に
大津市の未来のために、より少ないコストで最大限の効果を
出そうと政策や提案を考えている姿に感動すら覚えました。
近い将来、若い思いと一緒に政策提案する日が来ることを
願ってやみません。
また、堅田駅西口の第2期保留地の販売で
予定の23区すべてに申し込みがあったことについても、
長引く景気の低迷の中、想像以上に大変な
ものだったろうと頭の下がる思いです。
そして、10月に皇子山公園で開催された
生涯学習フェスティバルの中で、平和祈念事業として
総務課の職員の方による大阪大空襲の
写真と絵画展もありました。
戦争の悲惨さを通して平和の大切さと命の尊さを
知らせるコーナーです。児童虐待を含め、
いとも簡単に命が奪われる時代だからこそ、
地道ではありますが、今後も機会を見て開催して
いただけたらと願っています。
今申しましたこと以外にも職員の職務実績が
正当に評価されていないこともあると思います。
公務員やからやって当たり前、
税金で飯食わしてるんやから
という発想が一部ではあるのも事実でしょうが、
公務員である前に同じ人間です。
私は、地域でもこの市役所でも人間相手に
議員として活動しているつもりです。
人間として嬉しいことは、努力を認めてもらえる、
成果を正当に評価してもらえる、そうした
責任を果たした、期待に応えたことを周囲に
きちんと評価してもらえることではないでしょうか。
職員の方はコンプライアンス条例に限らず、
地方公務員法等ですでに様々な規制が求められています。
その一方で、徳川宗春の言葉に
国に法令の多きは恥のもとなり
というのがあります。
もちろん個人的には法令遵守は当然のことと認識しています。
人材育成基本アンケートでも評価や処遇の問題点として、
頑張っても報われないという回答がありますし、
職場風土についても自己啓発は本人の自覚に
任せるだけでは不十分で気づき、機会の創出が
対応として挙げられています。
アンケートの結果、課題として大津市の職員に元気がない、
前例踏襲、閉塞感があげられ、目標として、
前例踏襲を打破し、職員自らが変わる。
職員が元気になるとまちも元気になると明記されています。
昨年実施された人事評価制度の業績評価について
第2期の対象2007名の職員中、評価点が90店から105点の
Sにランクされた職員数は35名、率にすると1,7%です。
優れた職員については市民に周知することも必要だと
考えます、そのことが、周囲の職員の勤労意欲の向上や
優秀な職員の育成にもつながると思います。
評価する側の課長以上の管理職の中にも
CランクDランクの職員がいることも事実であり、
部下の成長を見て評価するにふさわしい管理職、
見られ甲斐のある背中をした上司へと変身も期待でき、
不祥事が続き失墜した信頼の回復、ひいては
大津市民の生活の向上、元気な街づくりに
寄与すると信じます。
決して甘い評価を求めているのではありませんが、
Sランクの優秀な職員の処遇について現状どのように
対応されているのか、見直し等も含めて次年度以降の方針を
伺うとともに、先ほど申しました主任者研修等の
年間を通しての点数では評価されないが、能力を発揮し、
大津市民にある一定以上の成果、満足や元気を
与えた職員の評価についてお尋ねします。

回答
一部職員の不祥事が職員全体の名誉を汚し、
個人のモチベーションの低下を招いている中、
仕事に情熱を持ち、まじめに取り組む職員に対し、
議員から温かい目で評価していただいていることに
お礼と感謝申し上げます。
本市として、今一度職員が一人ひとりが襟を正し、
公務職場に携わる者として、
自覚を高めてまいる所存でございます。
さて、人事評価におけるSランクの優秀な職員の
処遇についてお尋ねですが、本市では、平成18年より
試行導入して以来、年次的に試行職場を拡大するとともに、
評価者及び批評価者の研修会等を計画的に実施し、
昨年度からは行政職、総合管理職に対して本格導入を
行ってきました。
本年度より行政管理職、総合管理職に対し
評価結果を処遇に反映する計画であったが、
評価者の視点にバラツキがあることや、処遇反映に
向けての人事制度の諸条件が整っていない
ことから見送った。
現在、昇任、昇格、給与等を含めた総合的な
人事制度として調査研究を進めている。
今後、人材育成や頑張った職員が報われる制度の
構築を進め、これから、これら諸条件を整えた後に
処遇反映への活用を図っていく。
点数では評価されない職員の評価については、
毎年11月に大津市職員表彰の場にて勤勉な
職員や功労のあった職員の表彰をしている。
今年は、東日本大震災の被災地支援や
9月の台風12号の災害派遣に積極的に
携わった職員に対しその功労を表彰した。
議員のお述べの通り、職員は陰日向なく努力したことが
認められ、その成果が正当に評価されることで、
職員個人のモチベーションにつながるものと考え、
ひいては組織全体に元気を与え活性化に
つながっていくものと考えている。
こうしたことを踏まえ、今後の人事制度を
確立していきたい。
  
Posted by いとう茂 at 12:49Comments(0)