2012年10月27日

やっぱりおかしい!

9月議会、10月4日の谷 祐治議員の質問を
インターネットでご覧いただければと思います。
大津市議会で検索しインターネット中継をクリック
下のビデオテープをクリックしていただくと、
左側に議会の開会月が出てきます。

それの9月議会をクリックすると9月3日から
開催日が出てきます、その中の10月4日をクリックして
右側の谷 祐治議員の再生をクリックしていただき、
7分40秒からの越市長とのやり取りをご覧いただいたという
認識で続けます。

これは、付属機関の条例化にあたり、庁舎の在り方を
検討する委員会の設置でその委員会の調査する
事項について、執行部から提案されたものは、
今の大津市役所の土地の範囲で有効活用を図るという
ものでした。
これについては議員の多くが反対して、市役所駐車場の
北隣の土地の取得を含めて検討をすべきだと
条例の修正案まで準備しました。

質問を受けて越市長は、隣接する国有地の取得の是非も
含めて検討委員会で審議をしてもらうと明言しています。

しかし、10月22日の定例記者会見では
「取得する必要はないと考えている。
今の市役所の敷地を有効活用すれば、庁舎の建て替えは
可能。委員会の意見を聞きたい」
そう発言されています。

これは、まだ立ち上がっていない検討委員会への
圧力であり、審議事項の制限で、
取得については検討委員会で、
考えなくてよいとも解釈できます。

10月4日の市長の答弁を聞いて、条例の修正案は
提出されませんでした。
それは、あの答弁で取得のことも視野に入れて
検討委員会は立ち上がると議員側が理解したからです。

しかし・・・です。

今後、市長の答弁については議事録以外に
すべて確認書をとる必要があるとも思います。
いったい、人と人の口約束は早速、反故にしてもいいと
考えているのか、市民の代表の議員の意見等、
その場しのぎの言葉ですませておいたらいいと考えているのか、
議員はもとより、大津市民をも無視した行政としか言いようがありません。

二元代表制において、信頼関係のない所に
もはや市民の声など届くことがないのでしょうか。

自分のやりたいようにする、言いたいことを言う
それが市民に選ばれた市長の特権ですか?

大げさな言い方をすれば、12月議会は
愛が憎しみに変わる議会になると思います。

私も惻隠が羞悪にかわりそうです。
会派の名前は変わりませんが・・・・。
  
Posted by いとう茂 at 11:53Comments(0)

2012年10月26日

もう週末

今日は、公式訪問のお付きで早朝から
福井市まで行ってきました。

議員の活動とは全く関係のない会の訪問で、
向こうのメンバーと交流を深めてきました。
これから、議員1年生の交流会です。
会派や政党を超えて議会ごとに開催している
交流会で、自分の意見や思いを話し合う場です。

年代も20代後半から60代まで親子以上に違う
議員の集まりですが、なぜか40代だけが一人もいません。
大津市議会全体でも40代はほとんどいません、
不思議と言えば不思議ですが・・・・。

明日は午後から青少年の会議です。
日曜日は地元の膳所小まつりと友人が主催する勉強会。
週が明けると月、火と研修会です。
あっという間に10月も終わります。
9月議会の報告も作成が遅れています。
時間の使い方が下手なこともあるのでしょう、
皆さんのお手元に届くまでもう少し時間をください。

昨日は教育センターについて再度説明を受けました。
色々と他の議員からも提案が出ましたので、
来年度の予算に反映されて改善されることを
願います。

  
Posted by いとう茂 at 17:27Comments(0)

2012年10月25日

起承転結②

起承転結、始まりから終わりまでの経過だと認識しています。
人間で言うと誕生から死までと思いがちですが、
人間によらず、すべてのものは死で完結するのか
時々、疑問に思ってしまいます。
人は死んでそこで、周囲の人間の記憶から消える
わけではありません。

思い出という形や教えという形の精神的な残り方や、
遺産とか借金という物質的な残り方をしますし、
春と秋には墓参りという習慣もありますし、
法事というしきたりで故人と向き合うこともあります。

そう考えると人間の死は結ではなく、
此岸から彼岸への転なのかもしれません。

我々の生活に欠かせない自動車にしても、
設計から開発、生産、そして販売というプロセスで
手元に届くわけですが、そこから自動車は走り出し
定期点検や修理、何年かして廃車になりますが、
部品のリサイクル処理を経て自動車の役目が終わる。
そう考えると、原発にしても設計、開発、稼働、廃炉
までが完結して起承転結と考えるのが普通だと思います。

今問題になっている、パソコンへの外部からの侵入についても、
こうすれば使えるという方法のみが先行し、
そこでユーザーが便利さを手に入れ、
ある一定の社会性を持ってくると、悪意の第三者が
介入し、システムの破壊をする。
これも、起承転結ではなく、システム完成はまだ途中であり、
セキュリティーの構築がされない以上、転の段階でしょうか。

これら、人間の英知はすべてが経済活動とつながっていて、
ここまでの開発で採算が取れるという段階でストップしている
気がします。

お百姓さんの知恵に連作を避けるというものがあります。
2年続きで同じ畑で作れないものは種をまく時点で
違う畑にまくというものですが、そこには経験から得た
教訓が生きています。

こんな単純な教訓ですら代々守られてきたのに、
どうして命や社会の安定のための教訓は
お金のためという目的で、守られないのか不思議です。




  
Posted by いとう茂 at 12:40Comments(0)

2012年10月23日

視察二日目

今日は午前中は小牧市の病院の視察です。
人口15万人の小牧市ですが、周辺人口は
70万人を超え、大津市よりも多い状況で、
進んだ医療システムを構築されています。

高齢化と医療は切り離して考えられない問題です。
病院内の施設の見学も予定されています。
医療機器を見ても素人の私にはピンと来ないかもしれませんが、
大津の市民病院からここだけを視察するために
早朝より職員数名が合流します。
その職員にいろいろ聞いたり、小牧の職員の説明も
しっかり聞いて勉強したいと思います。

小牧市の次は豊田市で幼保一体の施設の視察です。
大津市でも比叡平についで瀬田南で施設が建設されます。
社会進出を望む親が多く、幼稚園には空きがありますが、
保育園のほうは以前、待機児童がたくさんいます。

今日の新聞で、幼稚園を市長部局へ入れると
越市長が発言した記事が報じられているようですが、
まだ、執行部との意見調整や議会への相談もない
そんな状況で、完全な勇み足で、
形は違っても人間は同じ間違いを何度もする!
そんな典型を見た気がします。

三人いれば我が師あり。
見習うべき師と見習ってはいけない師、
多くの見習ってはいけない師を見て、
学習能力を高めたいと、私だけでなく
多くの人のために祈る気持ちです。

出発まで1時間ほどあります。
最近は、ホテルにパソコンが設置してあるところが
多いので、こうしてブログを書くことができ
大いに助かります。

帰ってから二日間の研修を整理し、
次のステップを目指せればと考えていますが、
今週も予定が結構入っていて時間的にタイトなのが
ネックですが、一歩、一歩、コツコツです。
  
Posted by いとう茂 at 08:29Comments(0)

2012年10月22日

池の鯉

先日、行った研修所の庭に池があり、
大小50匹ほどの鯉が泳いでいました。
休憩時間に職員が餌をやっていました。
実は、朝食を食べて庭を散歩がてら池をのぞいて
鯉がいるのを知ったのですが、近づくと逃げていきました。

餌をもらっている間は、鯉も職員を怖がりもせず、
餌を食べていましたが、餌がなくなるとやはり、
逃げて行きました。

自分たちと違う生き物なので、鯉も警戒しているのでしょう。
琵琶湖の鯉なら自分で餌を見つけなければいけませんが、
池の鯉ならその心配はないと思っていました。
事実、大部分はそうなのでしょうが、鯉は池の周りに付いた
苔も食べているようです。

飼い犬なら与えられる餌だけが頼りですが、
池の鯉は自分でも餌を見つけています。

何が言いたいのかというと、
今日と明日は研修で愛知県にいますが、
長久手市では遠回りする行政、不便な行政を掲げて、
市民の自助努力を求める政治がされています。

自助、自分のことは自分でする。
その次は市民同士、困っている人があれば
助けてあげる共助、
それでも足りないところを助ける公助。
人口5万人あまりの町での取り組みが、
国民の意識を変えて、もう少しスリムな
予算が組める時代が来ることを願います。

国民はペットの飼い犬じゃない、
自ら生活の糧を得られる生き物だと思います。

そんなことを、池の鯉に教えてもらいました。
  
Posted by いとう茂 at 23:44Comments(0)