2021年01月17日

穏やかな天気

先日、年末からの寒波による寒さがウソのような穏やかな
天気になりました。
世の中はコロナウイルスによる2回目の緊急事態宣言が11都府県に
発令され、日々感染しないかと不安に思う人も多いと思います。
そうした人間界の出来事とは無関係な、柔らかい日差しが窓から
入ってきました。
びわ湖も波がなく穏やかな表情でしたし、雪をかぶった比良山も
静止画のようなたたずまいで凛とそびえています。

こうした自然界の穏やかさも時間の経過とともに変化していきます。
同じ状態はずっと続くことはありません、明日はもっと穏やかな日
かも知れませんし、寒波の報道もあり嵐になるかもしれません。
毎日同じような時刻に起きて同じような行動を繰り返していても、
その日によって気持ちに変化があります、変化というよりも
起伏と言えばいいのでしょうか。
機嫌のいい日、悪い日、天候によって気持ちが左右されることも
ありますが、案外そうした余裕がない日が少ない・・・・・。

今日はこれをしてあそこに行ってと、予定が詰まっていると
動いていることが目的になってしまっている、そのことに気づいて
苦笑している自分と出会います。
穏やかな気持ちの日はその穏やかさに身を任せてのんびり
過ごせたら・・・・・これは理想かもしれません。
厳しい天気の中でも穏やかな気持ちの日はありますし、天気と
同様に厳しい気持ちの日もあります。
太陽が東から西に動いている間も時間は流れています。
流れている時間は自分の持ち時間の流れでもあります。

天候は自然任せですが、気持ちは自分の心の持ちよう、
戻ることのない持ち時間をどう過ごすか、全部は
無理かもしれませんが、ある程度は主体的に使うことはできます。
穏やかに、そのことが自分の心だけでなく周囲の人の心も
穏やかにするようで・・・・・・。
  
Posted by いとう茂 at 12:21Comments(0)