2015年05月01日

議員初会合

今日は10時から議員の初会合がありました。
新しい議員も登庁してきました、受付で一人ずつ議員バッチを
つけてもらい、気持ちが引き締まりました。
議員の任期も今日から平成31年4月30日までです。

新しい時間が始まります。
こういう時にミスを犯すことがあります、さぁ!と勇んで走り出して
小石につまずくことが、往々にしてあるものです。
せめて今年の課題を洗い出して対応を考える時間を持って
歩き出したいと思います。
じっくり考えることは時間の節約になる。

選挙の前から池の金魚3尾が突然死んでしまったり、
サロンに置いている観音竹が枯れたり・・・・・。
そのことについて・・・・・どうでもいいことですが、
色々と考えていました。

不吉だと思ったこともありましたし、飼い主としての責任を
感じて反省もしました。
そして、もしかすると身代わりになってくれたのか、選挙を勝ち抜くよう
自分たちの命を私にくれたのか。 

そんなわけで今日は身代わり不動尊の話を二話。
大分と山梨に伝わる昔話です。

むかしむかし、高田庄中津留村というところに、
年を取った母と息子が二人で暮らしていました。
息子は親孝行な上に信仰深く、毎日近くの地蔵堂をまいっては手を合わせるのです。
ある日の事、母親が重い病いにかかりました。
息子は懸命に看病しますが、母親の病気はいっこうに良くなりません。
そんなある晩、母が急に、 「ああっ、ウリが食べたい」
と、息子に言ったのです。
「ウリか、よし、待っていろ!」
息子は家を飛び出しましたが、でも貧乏なのでウリを買うお金などありません。
あれこれと悩んだ息子はウリ畑に忍び込むと、
母親に食べさせるためにウリを盗んでしまったのです。

次の晩、母親がまたウリを食べたいと言いました。
息子は仕方なく、またウリ畑へと出かけて行きました。
けれど運の悪い事に息子は畑の主人に見つかってしまい、
怒った主人に持っていた刀で肩をきられてしまったのです。
「ウギャーーー!」
息子は悲鳴をあげると、気を失ってしまいました。
しばらくして目を覚ました息子は切られた肩に手をやりましたが、
不思議な事にどこにも切られた跡がありません。
「おかしいな。夢だったのか?」
息子は頭をかしげながら、家に帰りました。

次の日の朝、いつものようにお地蔵さまにお参りした息子は、
ふとお地蔵さまを見てびっくりです。
なんとお地蔵さまの肩のところに、刀で深く切られた跡があるではありませんか。
「ああ、このお地蔵さまが、わしの身代わりになって下さったのか」
息子は深々と頭を下げて、お地蔵さまに手を合わせました。

やがてこの話しは広まり、このお地蔵さまは『身代わり地蔵』と呼ばれて、
お参りをする人がいつまでも絶えなかったということです。


 昔、山梨の隣村にしっかり者でかしこい妻がいました。
けれどもこの夫は、なまけ者で遊んでばかりいました。
妻は夫をなんとかまじめで、働き者の心のやさしい人になってもらいたいと思い、
近くにあるお地蔵様に願を掛け、毎夜、夫の寝たあとにお参りをしていました。
そして、満願の夜のことです。妻が毎夜出掛けていくことを怪しんでいた夫は、
太田川の土手に待ち伏せし、近づいた妻の左肩を刀で大きく切りつけ、あわてて家に帰りました。
けれども、家に帰ると妻は何事もなく眠っており、傷もありません。
驚いた夫は妻を起こし、先程のことを話しました。

妻は、お地蔵様に願を掛け、毎夜お参りをしていたことを夫に話し、
「それでは先程、肩の所に針をさした様な痛みを感じたのはそのためでしたか」
と言ったので、夫はますます驚きました。
夫は、「申訳ない…」と自分の過ちを悔み、これまでの罪深い数々の行いを詫びて、
妻といっしょにお地蔵様にお詣しました。

見ると石のお地蔵様の左肩には深々と斬られたあとがありました。
二人はびっくりし、思わず胸がいっぱいになりました。
それからの夫は心を入れ替え、まじめな働き者になったということです。
ところで隣村に薬屋があって、この店にある夜「こう薬」を買いに来た客があったそうです。
お店の人が、「どちらのお人ですか」と尋ねると、客は「山梨」と言い、
「お名前は」と聞くと一言「地蔵」と言って姿を消したということです。
 
このお地蔵様は、上山梨(上町)板築橋の東側にある「正行院」の境内におまつりしてあります。
薬が効いたのか、左肩の傷はすっかり治っているとか…。



  
Posted by いとう茂 at 12:12Comments(1)