2022年02月08日

あっちもこっちも骨折⑨

こっちは院内のコロナの心配もなくなり、地元のリハビリ病院に
転院が決まりました。
ガンバレ90歳、そんな気持ちです。
上半身の筋力も落ちているでしょうし、歩くには下半身の筋肉をつけないと
寝たきりの生活になってしまいます。
嫁は出来れば最後まで家で見てやりたいと言ってくれますので、
なるべく人の手を借りないで生活ができるように、リハビリを
頑張ってもらいたい思いです。
車いすでトイレに行けるように段差もなくして、伝い歩きができるように
部屋から台所まで手すりも必要です。
風呂にもなるべく入りやすいように手すりをつけて・・・、
リハビリ病院にいる間に準備をしておかないと・・・。

続いてあっちの骨折です。
1月28日に大津社協の権利擁護グループと病院と私であっちとの
面談予定でしたが、社協の都合で1週間延期になり今月の4日に面談を行いました。
社協の方は電話でやり取りしていた人間ではなく、
えこーでひきこもり・不登校の相談や面談でいつも顔を合わす職員でした。
そして、看護士さんの押す車いすに乗ってあっちの登場です。
この1か月髭も剃っていないのでしょう、白く伸びたひげを蓄えたあっちですが
病院食でカロリー制限があるのか、かなり・・・といってもまだかなりですが・・・
スリムになっていました。

「で、どうするねん」
「え、何が」
「これからやがな」
「ここで治療して、4月か5月に家に帰る」
4月か5月はいいのですが、それまでにリハビリ病院に転院してリハビリを
してもらいます、と看護士さんが言葉を添えました。
「おっさんの金銭管理を社協さんにしてもらおうと思って今日は来てもらってる」
「そんなん自分でするがな」
「できひんからきてもらったんや」
あらかじめ看護士さんがあっちの1か月の収支の概要を聞いていてくれて、
その明細を見ながらの話です。
「タクシー代が月に5万円、これは買い物に行った時のものか」
「そうや」
裏道を歩けば片道500ｍほどですが、タクシーだと大回りになり片道が2キロ近くになります。
買い物の間もタクシーを待たせておくのでしょうから1回で4・5000円は必要だと思います。
弁当1個買うのにタクシー代が・・・これで金銭管理ができる・・・。
3・4年前に亡くなった母親の老人ホームの入居費用も分割で払っていますし、
他にも書けない使途がありました。
収入は一人で暮らすには十分な額で、国民年金の3倍はあります。
笑い話のような会話がこの先も続きますが・・・次回に。
  

Posted by いとう茂 at 15:47 │Comments(0)
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