2018年06月01日

6月1日

1年365日、毎日が何かの記念日でその日の花も
作られています。
昔なら6月1日と言えば、衣替えと決まっていました。
この日になれば学生服を脱いでもいい、カッターも長袖から
半袖に代えてもよく、夏の到来を感じましたが、最近は
クールビズということで5月1日から10月いっぱいまで
夏装束に変わります。
気候に合わせて、衣服を夏服に替える日というのが6月1日
ですので、5月からだと夏が半年になってしまいました。
衣替えは、平安時代から始った習慣で、当時は中国の風習に
ならって4月1日および10月1日に夏服と冬服を着替えると定め、
これを「更衣」と言っていたようです。
しかし、天皇の着替えの役目を持つ女官の職名も更衣といい、
後に天皇の寝所に奉仕する女官で女御に次ぐ者を指すように
なったので、民間では更衣とは言わず「衣替え」と言うようになりました。
江戸時代ごろから、衣替えは6月1日と10月1日に行うようになり、
明治以降の官庁・企業等もそれに従った。

そのほかにも今日は、景観の日です。
国土交通省・農林水産省・環境省が2006年4月に制定。
2005年のこの日、「景観法」が全面施行された。
そして、人権擁護委員の日で全国人権擁護委員連合会が
1982年に制定しています。
1981年のこの日、「人権擁護委員法」が施行された。
毎年この日を中心に、全国の人権擁護委員が人権思想を広めるため、
シンポジウムや講演会を開催する等多彩な啓発活動を行っています。

案外知られていないのが、防災用品点検の日で、防災アドバイザー
の山村武彦氏が提唱し、関東大震災の起きた9月1日のほか、
3月1日・6月1日・12月1日の年4回。
四国遍路に関係があるのは、1番札所の霊山寺の近くにある、
板東俘虜収容所で1918年に、ドイツ人捕虜によりベートーベンの
交響曲第9番が日本で初めて演奏された日でもあります。
札所からは道が違いますので歩いて訪れる人は少ないと
思いますが、車なら10分足らずで行ける距離です。

今年も上半期が残り1か月になりました、楽しい出来事や嬉しい
出来事はあまり頭に残りませんが、暗いニュースは結構残ります。
後半はどんな出来事があるのでしょう、ほのぼのして楽しい
出来事や知らせが届くことを願います。
  
Posted by いとう茂 at 23:05Comments(0)