2018年06月14日
一般質問が終わりました
今日の8番目で一般質問を行いました。
今回の質問項目は二つで、災害時における避難経路の
安全確保についてについてと草津市及び栗東市、湖南市、
甲賀市との東海道の景観連携についてでした。
今日は避難経路の安全確保について、私の気づきと
思いを書きたいと思います。
先日、甲賀市で小学生が側溝に流されて死亡するという
悲しい事故がありました。
この事故を受けて大津市の教育委員会では地域の
危険個所の点検を各学校に指示し、対応しています。
このことについて質問した議員もいましたが、危険個所とは
認識していないのがブロック塀です、実際に、宮城沖地震では
28名の方が犠牲になり、その中で18名がブロック塀の
下敷きになって命を落としています。
この地震の震度は5でした、それから30年後に岩手宮城
内陸地震が発生しました。
震度は6でしたが内陸部が震源ということで中尊寺の山門が
大きな被害を受け、各地で土砂崩れや土石流が発生して
死者17名行方不明者6名と大きな被害が出ましたが、
震度は宮城沖よりも強かったのですが、ブロック塀の倒壊で
亡くなった方はいませんでした。
これは宮城県が宮城沖地震の教訓に学び、ブロック塀の強化や
ブロック塀から生垣への転換を県民に進めた結果です。
静岡県では県内のすべての市町村で平成21年8月の
駿河湾地震により、静岡県内では200個所以上のブロック塀や
石塀等 に倒壊・転倒などの被害がでました。
また、平成23年3月11日の東日本大震災では倒壊 した
ブロック塀等が、避難や救助活動の妨げになり多数の死傷者が
でております。
他にも愛知県や東京都、北海道の自治体でもブロック塀の
撤去や新設に補助金制度を用意しています。
1個が約10キロのブロック塀、100個使った塀なら、1トンあります。
それがバタンと倒れてくれば下敷きになった人は圧死してしまいます。
避難経路だけではなく通勤や通学時に地震があれば、そこを
通る大人や子どもが被害を受けます。
確かに市内にあるブロック塀を一つ一つ確認して回るのは
費用も時間もかかります。
しかし、補助金制度があれば新設の場合は強度の確認も
できますし、老朽化したブロック塀の撤去を促進でき、
市民の安全を確保する一つの大きな手段になります。
いつ起こるか正確な予測ができない地震に対して備えることが
防災だと思います、しかし執行部の答弁は「予定がありません」
でした、近い将来ブロック塀の撤去や強度の補強について
質問した議員がいたが、どうしてその時対応をしなかったと、
そんな事態にならないよう願いますし、私もこれで諦めるのではなく、
粘り強く訴え続けたいと思います。
このブログをお読みの方の家や周囲にひび割れや老朽化した
ブロック塀はありませんか、人の不幸を自分事とどれだけ
とらえられるか、それは相手への思いやりだけでなく、自分たちの
命を自分たちで守ることにもつながります。
今回の質問項目は二つで、災害時における避難経路の
安全確保についてについてと草津市及び栗東市、湖南市、
甲賀市との東海道の景観連携についてでした。
今日は避難経路の安全確保について、私の気づきと
思いを書きたいと思います。
先日、甲賀市で小学生が側溝に流されて死亡するという
悲しい事故がありました。
この事故を受けて大津市の教育委員会では地域の
危険個所の点検を各学校に指示し、対応しています。
このことについて質問した議員もいましたが、危険個所とは
認識していないのがブロック塀です、実際に、宮城沖地震では
28名の方が犠牲になり、その中で18名がブロック塀の
下敷きになって命を落としています。
この地震の震度は5でした、それから30年後に岩手宮城
内陸地震が発生しました。
震度は6でしたが内陸部が震源ということで中尊寺の山門が
大きな被害を受け、各地で土砂崩れや土石流が発生して
死者17名行方不明者6名と大きな被害が出ましたが、
震度は宮城沖よりも強かったのですが、ブロック塀の倒壊で
亡くなった方はいませんでした。
これは宮城県が宮城沖地震の教訓に学び、ブロック塀の強化や
ブロック塀から生垣への転換を県民に進めた結果です。
静岡県では県内のすべての市町村で平成21年8月の
駿河湾地震により、静岡県内では200個所以上のブロック塀や
石塀等 に倒壊・転倒などの被害がでました。
また、平成23年3月11日の東日本大震災では倒壊 した
ブロック塀等が、避難や救助活動の妨げになり多数の死傷者が
でております。
他にも愛知県や東京都、北海道の自治体でもブロック塀の
撤去や新設に補助金制度を用意しています。
1個が約10キロのブロック塀、100個使った塀なら、1トンあります。
それがバタンと倒れてくれば下敷きになった人は圧死してしまいます。
避難経路だけではなく通勤や通学時に地震があれば、そこを
通る大人や子どもが被害を受けます。
確かに市内にあるブロック塀を一つ一つ確認して回るのは
費用も時間もかかります。
しかし、補助金制度があれば新設の場合は強度の確認も
できますし、老朽化したブロック塀の撤去を促進でき、
市民の安全を確保する一つの大きな手段になります。
いつ起こるか正確な予測ができない地震に対して備えることが
防災だと思います、しかし執行部の答弁は「予定がありません」
でした、近い将来ブロック塀の撤去や強度の補強について
質問した議員がいたが、どうしてその時対応をしなかったと、
そんな事態にならないよう願いますし、私もこれで諦めるのではなく、
粘り強く訴え続けたいと思います。
このブログをお読みの方の家や周囲にひび割れや老朽化した
ブロック塀はありませんか、人の不幸を自分事とどれだけ
とらえられるか、それは相手への思いやりだけでなく、自分たちの
命を自分たちで守ることにもつながります。
Posted by いとう茂 at
23:39
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