2020年03月09日

当たり前の喜び

当たり前のことですが、普段当たり前に思っていたり
当たり前に行っていること、例えば朝目が覚めてトイレに行くと
水が流れる、洗面の時にこの時期なら温かいお湯が出る、
時間が来ればトースターで焼いているパンが勢いよく
飛び出す。
自分の努力というよりもライフラインの整備や電化製品の
性能がそうさせているものです。
朝目が覚めると寒いと思いながら布団から起きだす、
誰のおかげかは別にして、昨日とは違うカッターシャツに
袖を通せる、足を左右交互に出して歩ける。
これらのことは意識せずに当たり前に考えて当たり前に
していることです。

当たり前とはいったいどういうこと、どうして当たり前だと思い
込んで疑いもしないのでしょう、それが当たり前だから・・・・・・。
朝起きたら朝ご飯を食べるのが当たり前、ダイエットで朝ご飯を
抜いている、そのあたりが全体の99%以上だと思います。
コロナウイルスの感染拡大防止の一環として学校が休校中です、
朝起きても朝ご飯がない、昼も給食がないから食べるものがない、
ようやく夜はインスタントラーメンが食べられる。
水以外で口にするものはラーメンだけ、このあたりが1%だとしたら、
私たちが当たり前だと思っていることを当たり前だと思えない人も
いるわけです。
日本の人口は1億2600万人ほど、この1%は126万人になります。
126万人と言えば岩手県の人口と同じ程度で、上から32番目、
まだ下に大分や石川、山形、宮崎など15の県があります。
1日1食しか食べられない人が1%だと多いから0,5%と考えるなら
63万人になりますが、これでもほぼ鳥取県の人口ですし、一番
少ない島根県の57万人よりも多い数字です。

朝ご飯一つとっても当たり前だと思っていることが、当たり前ではない
人が相当数います。
自然界の営みは当たり前だと受け入れてもいいと思いますが、
人間界の営みは当たり前が当たり前ではない、そう考えるほうが
心のひだが細かくなるような気がしますし、当たり前が嬉しいと
喜べるように思います。
そこから生まれるものは感謝と謙遜でしょうか、人間として当たり前に
身に着けていなくてはいけないものが、いつの間にか当たり前と傲慢に
なってしまった・・・・・・そうならないように・・・・・・。
  
Posted by いとう茂 at 21:13Comments(0)