2021年02月21日
思い出し遍路63
お参りを終えて下りですが、別格の萩原寺によるために下りは
ロープウエイで降りました。
仏像が何十体も並んでいる道を抜けると乗り場に着きます。
雲辺寺には3度お参りしていますが下りはいつもロープウエイでした。
88か所でロープウエイが利用できるのは21番の太龍寺と66番の
雲辺寺の2つの札所で、あとは別格の箸蔵寺になります。
山道に沿ってケーブルカーがあるのは85番の八栗寺です。
空から眺める景色は気分転換にもなりますし、体への負担も
少なく、疲れている時にはお勧めです。
本堂の工事をしていたのが歩いたときか、その後に回った時かは
定かではありませんが、現在では新しい本堂でお参りが
できると思います。
この日の歩きは雲辺寺の後、別格の萩原寺から67番の大興寺、
69番の観音寺までの予定でした。
ロープウエイを降りて萩原寺へ向かう途中にはミカン畑が
広がっていました。
車ですと見落としてしまいそうですが、歩きならゆっくり景色が
流れていきますので、見ていないようでも結構覚えているものです。
獣除けのフェンスを右に見ながら歩いていると、奥の方から
女性の声がしました。
ミカン畑で作業をしていた方で、続いて男性の顔が見えました。
夫婦で収穫作業のようで、奥さんの方が両手にミカンを持って
「これ、お接待です、お気をつけて」と差し出してくれました。
振り返って思い出すと、雲辺寺を訪れた季節は晩秋から
初冬にかけてだったのかと・・・・・・。
萩原寺へ向かう道は遍路道から外れています、歩き遍路は
大興寺へは山を下っていきますから、普段も私のように
別格に寄ってから大興寺に向かう遍路もいるんだなぁ、と
考えながら接待で頂いたミカンをリュックに詰めて歩き出しました。
歩いていると何度もこうしたお接待の機会があります、そのたびに
四国のどこに行っても、人の暖かい心に触れることがあるのと
お大師さんへの信仰心の深さに気づかされます。
大興寺へは8キロ余りの歩きだったでしょうか、歩きで山を下る
よりは少し遠回りになります。
残り1キロ余りの所で歩きの道と合流しますが、それまでは
あまり遍路マークもなく少し不安でしたが、ほぼ1本道で
この辺りで道に迷うことはなさそうです。
ちょっとした事件は大興寺の後に起きました。
Posted by いとう茂 at
12:14
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