2023年02月22日

ダブルの面談でした

昨年の12月から相談者が急に増えたために、1日1組の面談では追いつかず、
日曜日は1日2組の面談を行っています。
それでも新しい相談者は待ってもらっている状態です。
この前の日曜日の午前の相談者は、
えこーのスタッフがFM滋賀に出演した時の活動内容の話を聞いて、
市外から連絡をくれた人でした。
当事者は遠方の県外にいますが、
同居している両親が高齢で支援機関に出向くのが難しくなってきていますので、
月に1度でも帰った時に的確な対応ができないものかと悩んでの相談でした。
抱えている生きづらさを薬でコントロールしていますが、
元気になると薬を飲まずに徐々に元気がなくなる、
それの繰り返しをしている、そういったことも話題になりました。
薬のお世話になっている当事者は他にもたくさんいます、
同じように気分が晴れてくると治ったと思って、
薬を飲まなくなる事例はこの当事者だけではないことを話しました。
将来的には、こちらに引き取ってグループホームへの入居も考えています。
しかし、現実はグループホームも数が少なく、簡単に入居ができません。
8050問題の典型的な形かも知れませんが、
この先両親のどちらかが介護が必要になり、
施設に入居した時は少し楽かもしれませんが、家で面倒を見ることになると、
この当事者の世話ができなくなる恐れもあります。
えこーのスタッフが、当事者が住んでいる市の支援機関をピックアップして、
いずれかの支援機関とつながるように助言しました。
つながることでそれ以後は支援もありますし、
相談者が引き取るにしても支援機関同士で連携ができますので、
円滑に引継ぎができて当事者も安心できると思います。
えこーでも県外に住んでいるひきこもりの相談はありますが、
相談者の両親は県内に住んでいますので、
情報のタイムラグが少なく助言もしやすいのですが、
両親と同居しているひきこもり当事者の相談を
両親以外から受けるのは初めてですので、なるべくわかりやすい資料を用意して、
相談者が両親に伝えやすくするように努めなくてはいけません。
もう5年もすれば8050が9060に代わるのは目に見えています。
動けなくて人の助けを借りる親に代わって当事者の兄弟が、
当事者の支援をするケースも増えてきますし、
もう少し先になると一人っ子がひきこもって親が高齢者、そんな時代もやってきます。
2025年に団塊の世代が後期高齢者に突入すると、
いよいよ団塊の世代の子どもが、ひきこもっている自分の子どもと、
自分の親である団塊の世代の介護をしなくてはいけない205080問題が
顕在化してくるように感じています。
高齢者福祉を中心に税金が使われてきた時代から、
多岐にわたって税金を投入する時代に移っていきますが、
労働人口の減少で税収は減少し、福祉の予算も膨らまなくなる気がします。
「格差社会のひずみだ」そんなことをいくら言っても必要なお金は出てきません、
さてさて、国はどうするのでしょう。
  
Posted by いとう茂 at 22:15Comments(0)