2019年10月17日

512

512という数字から連想するものは・・・・・。
東京の方にはカフェやダイニングバー、レストランがあるようですし、
リーバイスのジーンズにも512というのがあります。
512編、これでわかる人はすごいと思います。
クイズではありませんのこのあたりにして、512というのは
金子みすゞさんが作った詩の数です。
現在、この数の詩を全集として販売されていますが、もしかすると
未発表の詩がまだ出てくるかもしれません。

金子みすゞさんの詩集は何冊か持っていますが、全部合わせても
せいぜい150編程度だと思います。
代表作と呼ばれるものは、ほぼ網羅されていますが、全体の
3分の1にも満たない数ですので、いつか全集が欲しいと
思っていました。
10日ほど前に、金子みすゞさんの絵ハガキに出会い、背中を
押してもらい欲しい気持ちを形にしました。
新品ですと税別で8544円、アマゾンの古本で程度の良い物なら
送料を入れて3350円、迷わずアマゾンで購入しました。

届いた詩集は古本とはいいがたいほど程度の良いもので、
元の持ち主は誰かに贈られたのでしょう、自分の趣味とは
あわなかったので手放したように思います。
「美しい町」「空のかあさま」「さみしい王女」の3冊構成で、
その他にも、金子みすゞノートがついています。
無職老人ですので残りは、さみしい王女だけになりました。
まったく感性が違うから感動する部分があるのか、どこか
近い感性があるから共鳴するのか・・・・・。
感動も共鳴も理屈が入らない世界ですので、心の中の
玉ねぎむきは意味のない事です。
ひねくれた心のひだが少しでも細やかになるのなら・・・・・。
山口の記念館にも行きたいのですが・・・・・。
  

Posted by いとう茂 at 22:22 │Comments(0)
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