2017年08月11日

実力か人気か・・・・・・・

50代の半ば以上の人なら記憶があると思いますが、
大相撲の世界で輝いた人の中でも5本の指に入ると思われる
力士に一昨年に亡くなった一代年寄の北の湖親方がいます。
私より1歳年上の力士で最年少横綱の記録はまだ破られていません。
輪島、魁傑、三重ノ海、貴ノ花と一時代を築きましたが、
圧倒的な強さと傲慢とも思える態度で人気は貴ノ花に遠く及ばず、
負けると座布団が舞ったのを覚えています。

輪島、三重ノ海も横綱になりましたが、憎くてもこの時代を代表する
横綱といえば北の湖だったと思います。
対戦成績では輪島がわずかですがリードしていますが、強さと言う
点では北の湖の方が数段上のイメージがあります。
小兵の貴ノ花との取り組みでは圧倒的に貴ノ花を応援するファンが
多い中、力でねじ伏せて、さらに悪役の横綱を演じていたように思います。

これが、貴ノ花が北の湖と入れ替わっていればどうだったでしょう、
俳優でいうと健さん、裕次郎、小百合さんそんなところでしょうか。
義経も幸村も悲運、悲壮感そうしたものが付きまとうのでファンも
多いのだと感じます、龍馬にも同じ雰囲気を感じますし、隆盛や
急逝した夏目雅子にもそうした部分があります。
もちろん、個人的な感想ですので・・・・・・。

人間なら実力と人気、容姿、そうしたものが揃った人がいるものですが、
これがチームや団体となると意図的に集めたものでないと難しい
と思います。
プロ野球では人気のセ、実力のパという言葉を耳にしますし、
実力が要求される組織なのに人気や容姿で構成された組織、
対して容姿が要求される組織なのに実力で構成された組織、こちらは
許せると思います。
実力は人気につながることがありますが、容姿が実力に
つながることは、よほどの努力がないと難しい気がします。

ないものねだりは人間の欲だと思いますが、北の湖と貴乃花が
入れ替わることは不可能です、北の湖は北の湖だから大横綱に
なれたのでしょうし、貴乃花を横綱にしたいというファンの願いは
二人の息子に託されたから相撲ブームに火が付いた部分が
あったと感じます。

凡人は人気もなく容姿も今一つ、だったらせっせと励んで実力を
つけることが第一義です。
  
Posted by いとう茂 at 21:46Comments(0)