2023年01月20日
父親にお願いしました
水曜日はえこーの面談日でした、相談者は昨年からえこーに来ていますが、
1回目の面談は親子3名でした。
親の前で言えないこと、子どもの前で言えないことがあるだろうと感じましたので、
以後の面談は親子別々で行っています。
当事者は生きづらさを抱えていて、時系列に沿った話ができません。
1週間ほど前の出来事の話をしていると思うと、
いきなり10年以上も前の話になったり、
こちらも整理するのに何度も聞き直しての面談です。
それでも親の前では話せないことがいくつか出てきます、
家で出せない話をえこーで吐き出して楽になってくれれば、
えこーを安心できる場所だと感じてくれていることになりますので、
こちらもありがたいことです
面談の1回目で父親が「自立」という言葉を何度も口にしていました。
この前の親の面談では、
子どもの抱えている生きづらさをしっかり知ってほしいとスタッフがお願いして、
私からは父親に一言でいいから毎日声掛けをお願いしました。
同じことを二度言わないように釘を刺したのと、
返事がなくても諦めずに「おはよう」「おやすみ」「御飯ができたよ」
「出かけて来るよ」「ただ今、帰って来たよ」これだけをお願いして、
「自立」「就労」「いつまで家にいるんだ」それは封印してくれるようにお願いしました。
父親が帰ってくるとすぐに自分の部屋にこもってしまう当事者です。
何か言われることを察知しているのだと思います。
3月か半年か分かりませんが、声掛けの効果は出てくると思います。
父親が厳しいことを言わないと安心してくれるまでは、
父親を見ると自室にこもることは続くと思います。
当事者に正論は通じませんし、甘い言葉の次に出てくる言葉を感じ取っています。
これまで、その言葉で苦しんで来た当事者ですから、
そう簡単に効果が出るとか考えられません。
これからの面談では声掛けの実行を毎回、父親に確認することになります。
家の中で安心できる人間がいないから、自室にひきこもるのです。
居間で一緒にテレビを見る、そんなことが難しいひきこもりの家庭が多いのが実情です。
1回目の面談は親子3名でした。
親の前で言えないこと、子どもの前で言えないことがあるだろうと感じましたので、
以後の面談は親子別々で行っています。
当事者は生きづらさを抱えていて、時系列に沿った話ができません。
1週間ほど前の出来事の話をしていると思うと、
いきなり10年以上も前の話になったり、
こちらも整理するのに何度も聞き直しての面談です。
それでも親の前では話せないことがいくつか出てきます、
家で出せない話をえこーで吐き出して楽になってくれれば、
えこーを安心できる場所だと感じてくれていることになりますので、
こちらもありがたいことです
面談の1回目で父親が「自立」という言葉を何度も口にしていました。
この前の親の面談では、
子どもの抱えている生きづらさをしっかり知ってほしいとスタッフがお願いして、
私からは父親に一言でいいから毎日声掛けをお願いしました。
同じことを二度言わないように釘を刺したのと、
返事がなくても諦めずに「おはよう」「おやすみ」「御飯ができたよ」
「出かけて来るよ」「ただ今、帰って来たよ」これだけをお願いして、
「自立」「就労」「いつまで家にいるんだ」それは封印してくれるようにお願いしました。
父親が帰ってくるとすぐに自分の部屋にこもってしまう当事者です。
何か言われることを察知しているのだと思います。
3月か半年か分かりませんが、声掛けの効果は出てくると思います。
父親が厳しいことを言わないと安心してくれるまでは、
父親を見ると自室にこもることは続くと思います。
当事者に正論は通じませんし、甘い言葉の次に出てくる言葉を感じ取っています。
これまで、その言葉で苦しんで来た当事者ですから、
そう簡単に効果が出るとか考えられません。
これからの面談では声掛けの実行を毎回、父親に確認することになります。
家の中で安心できる人間がいないから、自室にひきこもるのです。
居間で一緒にテレビを見る、そんなことが難しいひきこもりの家庭が多いのが実情です。
Posted by いとう茂 at
15:18
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2023年01月19日
魚釣りに誘われました
この前の新年会で、魚釣りの話題が出ました。
「茂さんも長いこと釣りに行ってないのと違いますか」
「そうやなぁ、10年以上は行ってないわ」
「いっぺん一緒に行きましょう」
「竿とリールも孫が来るたびに持って帰るから、どんだけ残ってるか分からんしなぁ」
「道具の心配やったら大丈夫、アホほど竿もリールも持ってるのがいますわ、
せやから一緒に行きましょう」
こんな会話がありました。
行先は三重県の釣り堀です、防波堤、漁港、ゴムボートなど色々釣りに行った結果、
釣り堀に落ち着きました。
初めて釣り堀に行ってから30年近くになります、
そこから17・8年は毎月釣りに行っていました。
その後、40代後半から四国遍路にはまって釣りとは疎遠になり、
10年ほど前に一度誘われて行ったのが最後です。
釣れる魚はメインが真鯛、青物だとハマチ、カンパチ、
他にはシマアジ、グレ、イサキ、釣り堀によっては石鯛やヒラメも釣れます。
毎月釣りに行って真鯛は結構釣れますので、鯛料理が3・4日続きます、
贅沢な話ですがこれに嫌気がさしたのも事実で、
家族も「鯛は釣らんといて、シマアジか石鯛がいい」そんな声がありました。
それで石鯛狙いに徹すると、釣れて2尾で他の魚は真鯛が2尾程度、
石鯛がいるとは言っても10尾以上入っているビクと見比べると見劣りがします。
そこで、いつもの釣り方に変えると、
もういいという位の真鯛、家族がしかめっ面で出迎えです。
魚が入っているから釣れるのが当たり前、
そう言う人もいますが釣り堀も案外奥が深く、
水温や潮回り季節、それにエサによって釣れる場所が変わるから面白く、
次はどの場所を狙おうと行く前から作戦を立てていました。
久しぶりに釣りにも行ってみたい気持ちがありますが、
えこーをしていて時間がとれるか・・・。
面談や同行が入っていればアウトです、
えこーの予約帳は2月はもう一杯で3月もかなり予約が入ってきました。
のんびり釣り糸を垂れてみたい気持ちはありますが、
えこーを頼ってくる相談者のことを考えると、
自分一人のんびりしていてもいいのか・・・・良心の呵責というやつです。
「茂さんも長いこと釣りに行ってないのと違いますか」
「そうやなぁ、10年以上は行ってないわ」
「いっぺん一緒に行きましょう」
「竿とリールも孫が来るたびに持って帰るから、どんだけ残ってるか分からんしなぁ」
「道具の心配やったら大丈夫、アホほど竿もリールも持ってるのがいますわ、
せやから一緒に行きましょう」
こんな会話がありました。
行先は三重県の釣り堀です、防波堤、漁港、ゴムボートなど色々釣りに行った結果、
釣り堀に落ち着きました。
初めて釣り堀に行ってから30年近くになります、
そこから17・8年は毎月釣りに行っていました。
その後、40代後半から四国遍路にはまって釣りとは疎遠になり、
10年ほど前に一度誘われて行ったのが最後です。
釣れる魚はメインが真鯛、青物だとハマチ、カンパチ、
他にはシマアジ、グレ、イサキ、釣り堀によっては石鯛やヒラメも釣れます。
毎月釣りに行って真鯛は結構釣れますので、鯛料理が3・4日続きます、
贅沢な話ですがこれに嫌気がさしたのも事実で、
家族も「鯛は釣らんといて、シマアジか石鯛がいい」そんな声がありました。
それで石鯛狙いに徹すると、釣れて2尾で他の魚は真鯛が2尾程度、
石鯛がいるとは言っても10尾以上入っているビクと見比べると見劣りがします。
そこで、いつもの釣り方に変えると、
もういいという位の真鯛、家族がしかめっ面で出迎えです。
魚が入っているから釣れるのが当たり前、
そう言う人もいますが釣り堀も案外奥が深く、
水温や潮回り季節、それにエサによって釣れる場所が変わるから面白く、
次はどの場所を狙おうと行く前から作戦を立てていました。
久しぶりに釣りにも行ってみたい気持ちがありますが、
えこーをしていて時間がとれるか・・・。
面談や同行が入っていればアウトです、
えこーの予約帳は2月はもう一杯で3月もかなり予約が入ってきました。
のんびり釣り糸を垂れてみたい気持ちはありますが、
えこーを頼ってくる相談者のことを考えると、
自分一人のんびりしていてもいいのか・・・・良心の呵責というやつです。
Posted by いとう茂 at
11:39
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2023年01月18日
FM滋賀との打ち合わせが終わりました
打ち合わせが終わったと言っても、スタッフとラジオのアナウンサーが
電話で話をしているのを横で聞いていただけですが・・・。
15分の放送時間ですが、電話は40分近くになりました。
アナウンサーの話を聞いていて、
事前にひきこもりや不登校の知識を得るために勉強していることがうかがえました。
リスナーにより詳しい話を聞いてもらいたい、そんなプロ意識を感じることができました。
さらに驚いたことは、当日用にシナリオを作成するということで、
それに沿って話ができればえこーも楽ですし、時間内に収まります。
もちろんシナリオはこちらの希望で変更も可能です。
質問の答えで厚くしたいところと薄くてもいいところ、
スタッフ会議でこちらも検討しなくてはいけません。
とにかく40分を15分に凝縮です。
えこーのこうしたひきこもり、不登校の実態の周知・啓発活動を
行政ももっと発信してくれればと、常々感じています。
もちろん誤解を招かないように丁寧な説明が必要になりますが、
仕事や学校に行かないのではなく、
行けないということだけでも多くの市民に知ってもらえたら、偏見も少なくなると思います。
ラジオの放送日は1月24日の午前8時30分から50分の時間帯です。
えこーのスタッフが話をしますので、一人でも多くの方に聞いて頂ければと願います。
電話で話をしているのを横で聞いていただけですが・・・。
15分の放送時間ですが、電話は40分近くになりました。
アナウンサーの話を聞いていて、
事前にひきこもりや不登校の知識を得るために勉強していることがうかがえました。
リスナーにより詳しい話を聞いてもらいたい、そんなプロ意識を感じることができました。
さらに驚いたことは、当日用にシナリオを作成するということで、
それに沿って話ができればえこーも楽ですし、時間内に収まります。
もちろんシナリオはこちらの希望で変更も可能です。
質問の答えで厚くしたいところと薄くてもいいところ、
スタッフ会議でこちらも検討しなくてはいけません。
とにかく40分を15分に凝縮です。
えこーのこうしたひきこもり、不登校の実態の周知・啓発活動を
行政ももっと発信してくれればと、常々感じています。
もちろん誤解を招かないように丁寧な説明が必要になりますが、
仕事や学校に行かないのではなく、
行けないということだけでも多くの市民に知ってもらえたら、偏見も少なくなると思います。
ラジオの放送日は1月24日の午前8時30分から50分の時間帯です。
えこーのスタッフが話をしますので、一人でも多くの方に聞いて頂ければと願います。
Posted by いとう茂 at
23:08
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2023年01月17日
日曜日のえこーは二部構成になりました。
年明け早々に、新しい相談者から面談の申し込みがありました。
先方の希望は日曜日で、
予約帳を見ると日曜日で空いているのが2月の下旬になります。
そこまで待てないという相談者でしたので、15日の午前中に面談を行いました。
午後からの面談者も11月以来で、
相談者が増えて毎月定期的に面談をすることが難しくなっているのが現状です。
順序良く理路整然と話ができる相談者でしたので、
こちらも対応がしやすく詳しい話を聞くことができました。
聞いたからと言ってすぐに解決とはいきませんが、
次回の面談でこれまでの状況の変化等について確認の時間が短くて済みます。
ほぼ、どこにも相談に行っていないようで、
どこにつなぐかはこれからえこーのスタッフ会議で決めますが、
当事者は小さい頃のトラウマがあり、
安心して話ができる大人がいる場所を探すことになると思います。
安心して話ができる大人、これはこの当事者に限ったことではなく、
多くの当事者に当てはまることです。
いじめなどを経験した当事者は同年代に対して警戒心が強く。
過去のいじめがフラッシュバックすることもあります。
口で言うのは簡単ですが、
安心して話ができる大人はそうそういるものではないのが現状のような気がします。
行政の機関で「この人」と思っても担当の地区が違うと受け持ってもらえませんし、
いい人でよかったと思っていると異動で違う部署に行ったりと、
思うようにいかないことはたくさんあります。
安心して話ができる大人を探すことと、
当事者に話をすることを納得してもらう、高いハードルが二つあります。
上手くマッチングしても初回から核心に触れる話にはなりません。
2回、3回と時間をかけて当事者が心を開くのを待たなくてはいけません。
安心は感じるものです、馬が合うというのも一つの安心の形かも知れません。
いくらいい担当者でも、当事者と相性が悪ければうまくいきません。
そして何より最初に越えなくてはいけないハードルは、
えこーが安心した場所だと感じてもらうことです。
えこーで話しをして安心できる大人を紹介するのですから、
えこーで心を開いてそこからスタートです。
新しい相談者も長い付き合いになりそうです。
Posted by いとう茂 at
15:26
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2023年01月16日
新年会
昨年も今年も一つだけの新年会が終わりました。
ちなみに忘年会も一つだけでした、
多い年にはそれこそ両手では足りないくらいの、
忘年会と新年会がありましたが、隔世の感があります。
ただ、義理や仕事上の付き合いで断れないものではなく、
仲間内の気さくな新年会で遠慮なしに話ができ楽しい時間でした。
最初に氷なしのウーロン茶を頼んで、
最後までこれだけでしたが他のメンバーは生中から始まって、
焼酎のロック、水割り、お湯割り、ハイボールに酎ハイと、
見ていて気持ちがいいほど早くグラスが空になっていました。
トイレが10分我慢できない人間もいて、話の途中で小休憩。
7名の参加者でしたが、酔うほどに声が大きくなり隣の声がうるさくて、
向かいの人との会話がうまく伝わらず、こちらもついつい大声になるのが難点です。
料理は酒の肴が多く炭水化物が少ないので、
飲まない人間にとっては物足りなさもありましたが、
他のメンバーが満足しているのならそれでよしです。
アルコールを飲まない宴会では2時間もすると飽きてきて、
手持ち無沙汰になることが多いのですが、
聞き役に回っているとそうしたこともありません。
かたい話や難しい話を振られることもありましたが、
振った人間はもちろんですが、他の人間も・・・・聞いていない。
これでは聞き役の方が気楽ですし、
時々油を注いで炎上させる方が面白い会話になります。
開始から3時間を過ぎると、酔っぱらって帰る者も出てきて散会になると思いきや、
私が腰を上げた3時間半あたりでも「ここから別会計」
と座り直して4名がグラスを空けていました。
自分も昔はこちらの側の人間だったんだ・・・・
そんなことを考えながらブラブラ歩いて帰ってきました。
薬になるような話はほとんど出ませんでしたが、
仲間の楽しそうな顔を見ているとストレス発散になります。
意味のないことと思うことでも、
大きな意味を持っていることに今年も気づかせてもらいました。
Posted by いとう茂 at
15:48
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