2025年03月07日

第一歩

5日のえこーは本来ならこちらが出かける「出前えこー」の日でしたが、前の週に「広報紙が出来上がるので封入や三つ折りを親子でどうですか」と声をかけました。
その時は「本人に聞いてから」という返事でしたが、珍しいので行くという返事をもらいました。
午後からのえこーは1時からですが、少し遅れるかな、それとも来る途中で気が変わってドタキャンかと心配していました。
定刻は少し回りましたが、親子で来てくれました。
慌てたのはこちらの方で、本人は特に緊張もせずに普通の顔をしています、まずは封筒に賛助会員のラベル張りから始めてもらいました。
仕切り越しに犬が鳴くと、そっと立って様子を見に行き手を振ったりして笑っています。
しかし、犬が基本的に苦手ですので、仕切りは外せません。
ラベル張りの次は広報紙を三つ折りにして封入作業です、母親は話をしながら三つ折りですが、子どもは黙々と作業をしていますので進行は母親よりも早く、母親も「あんた早いな」と驚いていました。
その後も切手張りと封筒の糊付けまでしてもらい、えこーのスタッフも大助かりでした。
母親が「いつもこれをスタッフだけでやってるんですか、大変やわぁ」「いえいえ、隠れスタッフがいて手伝ってくれているんです」「そうやろなぁ」。
一区切りついたところでコーヒーにしました、クッキーもありましたのでスタッフと一緒に食べました。
最初に相談者宅に伺った時には、出会えましたが視線を合わそうとせずうつ向いていたのが、今回は目を見て返事もしてくれました。
出前えこーを始めて2年余り経ちます、その間、一度も出てきてくれなかったのが親子でえこーの事務所に来て、手伝いをしてくれた。
これは画期的なことで毎回高速で1時間ほどかけて出かけていたのですが、労が報われた気持ちです。
春は家族の会でイベントがあります、4月はウォーキング、5月は外来魚駆除の魚釣り大会、どちらかに参加してくれれば次回の広報紙の手伝いも望めます。
母親からメールが来ました、まさか本当に行くとは思っていなかったということでしたが、文面からは満面の笑みと安ど感が漂っていました。
  
Posted by いとう茂 at 15:24Comments(0)