2025年03月06日

日曜日の読書より 伊藤肇の「よろこびの人生論」から

伊藤肇の作品からの引用の最終です。
・人間と人間の関係は、ほとんどすべて誤解から成り立っている。理解したと思うことは、即ち、誤解したことにほかならない。一人の人間の全人格は、三年や五年で理解されるような単純なものではない。第一、自分自身を理解するのにさえ一生涯かかるのではないか。 石川達三

・一番いやなことは、信頼している人に裏切られることでんな。けど、裏切られたかて、腹をたてたらあきまへん。そういう人は日本の人口の比率に直したら、いくらでもおまへんさかい。松下幸之助

・あまり他人に同情を求めると、軽蔑という景品がついてくる
              バーナードショウ

・私は死んで華々しいことはしてもらいたくない。友達の間で「アイツがいなくてさびしいな」といわれるような人間になりたい。
              長谷川鏡次

・この年になって、ききたいのは美しい言葉なんかではなく、本当の言葉だ。生きた言葉だけだ。本当の言葉ならば、怒られても、弱味をつかれても感動するね   中山義秀
  
Posted by いとう茂 at 15:31Comments(0)