2024年05月10日

間一髪

先日、夜に歩いていて「あわや交通事故」と言うシーンに出会いました。
横の道から広い道に出るT字路から、右折に続いて左折の車が並んでいました。
右折した車の後を左折する車が左右の確認をしなかったのだと思いますが、勢いよく左に曲がり始めました。
左折車のドライバーの年齢は分かりませんが女性でした。
そこに右から中型バイクが突っ込んできて、バイクはハンドルを右に少し切り急ブレーキです。
この時点で対向車が来ていたので、大きくハンドルが切れずにバイクはセンターラインの上あたりにいたと思います。
バイクの車体の半分くらいは、曲がりかけた左折車と重なって見えませんでした。
反対車線と左折車のわずかな間にバイクが入ったのでしょう。
対向車がブレーキを踏んだのかは確認できませんでしたが、何とか追突は免れました。
センターラインを割っていれば、対向車とバイクが正面衝突の可能性がありましたし、左折車がワンテンポ遅く出ていればバイクが追突していたと思います。
バイクは道路上にしばらく止まって大声で叫んでいました。
この後どうなったかは知りませんが、事故にならなくても一番の被害者はバイクです。
ブレーキをかけても間に合わない距離で、事故を防げたのはバイクの運転技術がうまかった・・・・。
と、感心するのではなく、夜間でライトをつけていたと言っても見落としはあります。
さらに、夜間は距離感やスピードが判断しづらく、まだ遠くにいると思ってもすぐにやって来ます。
人のふり見て・・・・ではありませんが、この年ですので反射神経も鈍くなっています。
あらためて安全運転だと、自戒の念が湧いてきました。
  
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2024年05月09日

ひきこもり支援

先日、新聞を読んでいたら「ひきこもり支援に本人視点 国、自治体へ初指針」という見出しが飛び込んできました。
記事によりますと、「ひきこもりは生活困窮、いじめ、リストラといった問題から身を守ろうとして、誰にでも起こる問題」として「人としての尊厳を守り、本人の意思を尊重」を骨子として今年度中に完成させて、全国の相談窓口で活用するようです。
全国ひきこもり家族会連合会の会員向けアンケートで上位に来たのが「親亡き後をどうするのか」「家族支援」「選択できる複数の居場所」「つながり続ける支援」となっています。
これはえこーの活動していることと一致しており、面談で相談者から聞いた意見や、相談者、当事者を見て感じたことでもあります。
8050問題にしても、2025年に団塊の世代のすべてが後期高齢者になり、その5年後には団塊の世代のすべてが80代になります、今後この現象は増加の一方でそのうちに9060として親の介護と子の支援の問題が出てくるのは目に見えています。
記事を読んでいて少しムッ、としたことがありました。
「社会の意識 変える契機に」この指針がそうした意味を持てばいいという解説のタイトルですが、指針の骨子は「ひきこもり状態でも尊厳ある存在」「本人の意思を尊重」です。
このことが出来ていなくて、ひきこもりに対する社会の視線がいかに当事者を苦しめてきたかということの裏返しでもあると書かれています。
そのことを理解しているのなら、今までどうしてこうしたことがなくなるような啓発や理解を求める報道をしてこなかったのか、疑問でもあり腹立たしさです。
ひきこもり当事者は全国で146万人と言う推計ですが、滋賀県の人口よりも多い推計になっています。
1世帯の平均家族数は、2.25人ですから、ひきこもりの当事者とその家族の数は328万人以上で、日本の人口の2%を超えます。
これだけ多くの人が苦しんでいる実態があるのに、ようやく指針の策定に取り掛かると言うのは、かなり遅れていると言わざるを得ませんが、ようやく重い腰を上げたことは評価したいと思います。
この指針で救われる人が一人でも多くいることを望みます。
  
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2024年05月08日

食った飲んだ

ゴールデンウィーク最後の6日は、不登校の元JKのスポンサーで焼き肉をご馳走になりました。
「いっぱい食べて飲んでや」
車で迎えに来てもらいましたのでお酒も飲めます。
元JKは私がお酒を飲んでいたのを知っていますので、車の中でそう言ってくれました。
店に着くと「先に頼んでや」とメニューをこちらに回してくれました「ホルモンの盛り合わせにするわ」「他のはいらないの」「任すよ」
「そしたら適当に頼むわ、飲み物はビールかな」「うん、生中」
ホルモン以外の肉は元JKが見繕って注文してくれました。
花咲カルビをハサミで切って「これも食べてや」。
嚙んでも噛んでもなくならないホルモンはビールで流し込むしかありません。
すぐにビールがなくなり2杯目が出てきました。
酒をやめてから缶ビールや瓶ビールを少しは飲みましたが、生ビールは初めてで、およそ10年ぶりの生ビールです、ホルモンの盛り合わせが2皿目に入り、生ビールの2杯目がなくなり、これも10年ぶりのハイボールを注文しました。
少し酔いが回ってきましたが、焼き肉はまだまだ続きます、元JKが頼んだカルビなどの焼き肉とホルモンでお酒も進み、ついに生中3杯目になりました。
これだけ飲んだのも10年ぶりです。
昔なら序の口だったのが、今では致死量に近くなっています。
これ以上飲むとお酒をやめられなくなるかもしれません、そこは自分に言い聞かせてお酒はストップです。
焼きあがった肉を口に運んでモグモグ、野菜もご飯も食べずに肉だけ食べていました。
すでに酩酊状態でしたが食欲はあります、テーブルに並んでいた肉を全部たいらげて焼き肉終了です。
食って飲んで幸せな気分になりました。
次はこちらがご馳走する番です、少し間をおいて元JKの食べたいものを聞き出したいと考えています。
帰りにスーパーに寄りましたので、コーヒーの粉2袋と元JKが食べそうなスィーツを買ってお礼に渡しました。
ゴールデンウィークだからと旅行に行くでもなし、テレビでは海外から帰国した旅行者が楽しそうに話をしていましたが、分相応の幸せを満喫した夜になりました。
  
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2024年05月07日

レコード

令和の大掃除で出てきたものの中に、レコードがあります。
大きいLP盤のレコードはレコード入れにしまってありますので、問題は無いのですが、小さいEP盤のレコードはラック立てていますので、これをどこかに収納しなくてはいけません。
200枚ほどあるでしょうか、ほとんどが洋楽で歌詞は全部英語です。
ステレオも高価なものではありませんが、10年以上前に改めて買い直しました。
昔から使っていたステレオは甥が欲しいと言ったので一式持って帰ってもらいました。
このレコードを見ていて、昔は自分自身にのんびりゆとりがあったと感じました。
EP盤なら3分から5分で終わります、針を盤の上に落として座り直してレコードを聴いて、終わると針を持って最初から聴いていたものです。
この動作を多い時ですと10回以上苦もなくしていました。
LP盤でも30分程度で片面が終わります。
これも聴き直すには針を戻さなくてはいけませんし、裏面を聴くにはひっくり返さなくてはいけません。
当時はそれが当たり前のこと感じていました。
それが今やLP盤の両面がCDの一面に入っていますし、これをUSBやSDカードに取り込めば、32ギガなら3・4000曲録音できるといいます。
1日聴いていても終わりません。
しかもレコードみたいに針を戻すこともなく、最後まで行けば最初に戻って演奏が始まります。
これが当たり前になっていることに気がつかない自分がいます。
ここ何年かは静かなレコードブームだと言いますが、レコードの針を戻すのがいいからブームになっているのか、針を落とした時に出るジーと言うノイズがいいからなのか・・・・。
プレーヤーもオートリターンやオートプレー機能が付いたものもあります。
いちいち針を戻さなくても勝手に演奏してくれます。
レコードを聴いている人だけが、ゆっくりのんびり生きているとは考えられません。
便利さがゆとりを生むということは、あまりないように思います。
むしろ人間を怠けものにする気がしています。
物事を深く考えないで行動したり、言葉にしても変に略したり多くの言葉を使うことをしなくなってきた感があります。
世の中にはこれ以上手間を省かないでと思うものがあります。
そして便利さと温もりは反比例するように思いますし、便利だけど必要とは限らないものもたくさんあると思うのは私だけでしょうか。
  
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2024年05月06日

継承

5月3日は膳所の祭りでした、子どもの頃からまつりの晩ご飯と言うと、赤飯、鯖寿司、それとすき焼きでした。
その他にもタケノコや出し巻きなどの料理もあり、正月と並んでご馳走が出る日でした。
最近になってすき焼きはなくなりましたが赤飯、鯖寿司、タケノコの料理を作っています。
鯖寿司は作った日よりも二日目の方が酢が回っておいしいことを、大人になって知りました。
30年ほど前は祭りの翌日は魚釣りに行っていましたので、海を見ながら食べる鯖寿司が楽しみの一つでした。
鯖寿司を作る家庭も減っているのでしょう、それでも昔ながらに塩サバを酢につけて作っている家も結構あるようです。
友人が料理屋を経営していますので、以前に寿司の酢加減を教えてもらいました。
それを甘すぎないようにアレンジしたのが我が家の酢飯で、母親から受け継がれています。
塩サバは元魚屋さんに頼んで買っています、スーパーで買うのが嫌な人もいますので、何人かの注文をまとめてお願いしています。
今年は塩サバ1尾が2000円だったと嫁が話していました、1尾で2本鯖寿司が作れますので、我が家は2尾買ったそうですが、嫁の友人は少し離れた魚屋で買ったら、半身で2300円だったということです。
来年からは一緒に買ってと頼まれたと言います。
それはいいのですが、2尾のうち1尾の鯖寿司は娘の家に宅急便です。
3日に友だちを呼んでバーベキュー大会があるので、愛知県の方に送られました。
娘は作ってもらって食べる方なので、我が家の味は伝わりません。
その家の味を受け継ぐことに意味があるか分かりませんが、私の代で途絶えてしまい、娘たちがいつか「お母さんの鯖寿司はおいしかったなぁ、作り方を教えてもらっとけばよかった」と感じる日があるのでしょうか。
それとも、その時には娘の家に鯖寿司とは違うオリジナルの料理が生まれているのか、何でもないことですが継承されずに消えていくものが増えると「なつかしさ」も消えていきます。
いつまでもあると思うな・・・・・・です。
  
Posted by いとう茂 at 12:41Comments(0)

2024年05月05日

新しい相談者

先月の終わりに、ほぼ同時に2人の相談者から連絡がありました、一人は面談が早くしてほしいということで、キャンセルがあった日に面談を行いました。
面談で驚いたのは、えこーを法人化する前のチラシを持っていたことです。
法人化は2019年ですから、5年以上前のチラシを残して置いてくれたことになります。
こちらも懐かしいチラシと対面して、当時を思い出していました。
「親が非力で・・・」と言う言葉が面談の途中で出てきてまたまた驚きました。
親が非力だから子どもがひきこもりになるのではありませんし、非力だからひきこもりから抜け出せないのでもありません。
何か原因があるからひきこもってしまったのです。
そこを見極めるのが親の仕事です、えこーのスタッフは親から話を聞いて助言はできますが、親以上の愛情は持っていません。
他人に何とかしてもらおうという気持ちは分かりますが、最後は親と子どもの気持ちです。
飛び込んでいきたいのに親が両手を広げてやらなければ飛び込めません。
面談後のスタッフ会議でも、これは時間がかかると再確認しました。
子どもにアプローチする前に親の気持ちを変えなくてはいけません、えこーの相談者にはあれこれ試してみたけれど、万策尽きてどうしていいか分からない、いっそ子どもと死のうと思った親が何人もいます。
そうした親に助言や支援機関を紹介したり、家族会への参加を促したりして、少しずつ親が元気になり子どもにも好影響が出始めたケースは多くあります。
まずは声掛けから始めてくださいとお願いしました、会話のない親子にはここからスタートしてもらいます。
子どもから返事がなくてもいいのです、子どもは親と顔を合わせると何か言われると警戒している場合がよくあります。
まずはあいさつで、その警戒感を解いてもらい親は安心できる存在だと認識してもらわないと、同じ家の中で親と子が孤立したままで、前に進むことが出来ません。
少し間をおいて家族会への参加も勧めたいと考えています。
相談者が増えて面談日が取りづらくなり、これ以上相談者を受け入れるかスタッフで話し合った結果、子どもと親の状態がいい方向に向かっていたり安定している場合は3か月ほど面談の間隔をあける、家族会に参加している親も毎月顔を合わせていますので、個人の面談は2か月開けることにしました。
それで面談日に余裕ができ新しい相談者の受け入れが可能になってきました。
悪い頭でも三人寄れば何とかです。
  
Posted by いとう茂 at 10:24Comments(0)

2024年05月04日

焼き肉

5月6日に不登校の元JKから焼き肉に招待すると連絡をもらいました。
元JKは、えこーの第1号の相談者で、今ではスタッフの一員です。
アルバイトでためたお金でご馳走になるのは恐縮ですが「食べ放題やからいっぱい食べてや」と言葉を添えられて、ご馳走になることにしました。
この年になると焼肉は縁遠いものになっています、孫が来て「焼き肉がいい」と言われれば連れて行きますが、自分から行くことはありません。
考えてみると長い間焼肉とは疎遠になっています。
コロナ前の太鼓の子どもの卒団の時以来ですので4年は行っていません。
ロース、カルビも食べますがホルモン系の方が好きです。
テッチャンのプリプリした食感が頭の中で広がりました。
「アルコールも飲んでや」と車で送迎付きです。
こちらも久しぶりに生ビールが飲めます。
不登校だけでなく、ここまで多くの苦い経験をしてきた元JKですが、いつも素直で純真な姿に考えさせられるものや見習わなくてはと感じることが多くあります。
白ご飯と漬物だけあれば満足な食生活ですが、6日は朝からご飯を控えてなるべく空腹で臨んで、動けないくらい食べようと考えていますが、古希目前の人間ですからどれだけ食べられるかは未知数です。
ゴールデンウィーク最上の日になることは間違いありません。
  
Posted by いとう茂 at 10:17Comments(0)

2024年05月03日

気がつけば5月3日

目に青葉 山ホトトギス 初ガツオ
いつの間にかそんな季節になりました。
世の中はゴールデンウィークの真っただ中で、観光地や遊園地は人、人、人、だと思いますし、高速道路は渋滞が始まろうとしています。
最近の大きなニュースと言えば、元日に発生した能登半島地震、自民党の政治資金パーティーの裏金問題、大谷選手の通訳の違法賭博問題、株価がバブル期の最高値を更新した、1ドル160円を超える円安。
他にも様々な出来事があったと思いますが、マスコミが取り上げるのは視聴率や新聞の購読数を意識してのものが多いように思います。
民間の放送局や新聞社なら理解できますが、国営放送までその傾向が強いことが気になります。
国民の関心があると言えばそうなのでしょうが、それだけでは報道の公平性は保てません。
多くの国民が知らないことも報道するのが報道機関の役目だと感じます。
今日は膳所の五社祭りです。
五社に奉納する太鼓の最終練習が水曜日に終わりました。
トラックに乗っての移動ですので、練習は五社を想定して奉納曲を5回叩きました。
トラックでの移動時間が休憩です。
子どもが少ないので大人が助っ人で二人入りますが、本番直前ということもあり、ついつい力が入ってこちらが疲れました。
その後は大人の練習でしたので、久しぶりに太鼓を叩いたという実感と気持ちいい疲労感がありました。
練習では大きな問題点もなく及第点の出来で、本番も安心していられそうです。
子どもの太鼓は今年度で終わります、33年間の歴史に幕引きで寂しさもありますが、拘束時間がなくなり安堵感もあります。
コロナで演奏の機会がなかった子どもたちですので、移動しながら多くの人に太鼓を聞いてもらえる機会は本当にありがたいと感じています。
この子どもたちの卒団は、これもコロナで中止続きの焼き肉で祝ってやろうと考えています。
  
Posted by いとう茂 at 08:14Comments(0)

2024年05月02日

いよいよ佳境

令和の大掃除も中盤を過ぎて、いよいよ佳境に入ってきました。
30日には洋服ダンスを3竿焼却場に持って行き、中に吊っていた洋服もかなり処分しました。
大掃除の助っ人に娘婿が泊りできてくれたので、大工仕事もしてくれ大助かりでした。
娘婿の子どもが着そうなジャージやブレザーを、段ボール箱に詰めて持って帰ってもらいました。
着ないものは自由に処分してくれていいと言うと、着ないスーツはありますかと言うので、ダブルは全部捨てるつもりだし、シングルもいくつか処分しようと思うと話すと、もしかしたら着るかもしれない、と言う返事でした。
早速、山になっている服からシングルのスーツを取り出して・・・ついでにブレザーも取り出して新しい段ボール箱に詰めました。
服が何着あっても着る体は一つです、着せ替え人形でもありませんから、必要最低限のものがあればいいのです。
捨てるのが「もったいない」と考えるのではなく、買う前にいつか捨てるのではないかと考えて、その命を十分に燃焼させられる自信がない時に「もったいない」と考えるのが本意だと感じました。
着ない服をフリーマーケットや施設に寄付するという選択肢もありますが、寄付する前にはクリーニングが必要になります。
着ていない服ですからそのままでもいいのかも知れませんが、そこは自分の気持ちが収まりません、しかし、クリーニング代も馬鹿にならないので孫ならそのままでもいいか、他は廃棄だと割り切ることにしました。
洋服が終われば書籍の整理が待っています。
昨年の8月頃から始めた日曜日の夜の読書、読んで面白くない本の処分も兼ねるつもりでしたが、これがどうして・・・・。
一度は読んでいるはずなのに、20年以上たつとほとんど頭に残っておらず、初めて読むような新鮮さがあります。
さてさて、こちらの整理は生きている間に終わるのか・・・。
面白かったから・・・・次はいつ読むの・・・でも残しとく。
これの繰り返しのような気がします。
  
Posted by いとう茂 at 10:51Comments(0)

2024年05月01日

4月のえこステより

4月のえこステは7名の参加でした。
ひきこもり当事者の状態はそれぞれ違います、親との会話がないだけでなく顔も会わさない当事者から、少しずつ社会参加が進んでいる当事者までいます。
家庭内での暴力もあれば暴言や大声を出す当事者もいますし、昼夜逆転の当事者もかなりいます。
多種多様なのは当事者だけでなく親もそうです。
何とか就労してほしいと思っている親もいますし、週に何回か作業所に通所して、人と接する機会と子どもの居場所を求めている親もいます。
そんな親の中で子どもと根競べをした親の話です。
暴力や暴言はありませんが、思うようにならないと家庭内の物に当たる当事者はたくさんいます。
暴言と物に当たる行為はそれほど差がないように考えています、親に言えないから物に当たることが多い気がします。
根競べの親の家庭は、子どもが炊飯器のコードを切ってしまいご飯が炊けない状態で、オーブントースターも叩いて壊してしまいました。
ご飯が炊けないので弁当か冷凍のご飯を買ってきてレンジで温め、パンは焼かずにそのままマーガリンを塗って食べる生活が、半年は続いたと思います。
炊飯器もオーブントースターも使えませんが、捨てずにそのまま台所に置いてあったようです。
子どもが目にして反省をしてくれたら、そんな願いがあったのかも知れません。
先月に子どもからローンで払うから炊飯器を買い替えて欲しいと申し入れがありました。
子どもには毎月定額の小遣いをあげていますので、そこから炊飯器のローン分を差し引いて渡しているということでした。
時間はかかりますが、子どもも自分が使うものは壊してはいけないことに気づいたのでしょう。
成人していて知的な問題は無い子どもですが、むしゃくしゃする気持ちを目の前にあるものにぶつけてしまう。
何かに当たることはこれからもあるでしょうが、生活に必要な物に当たることは減ると思います。
ちなみに壁はボコボコだそうですが、冬場に風が入って来て寒くてたまらなくなれば、親にローンの申し入れがあるかも知れません。
それにしても黙って親もよく辛抱したと思います、えこステの参加者からも拍手でした。
  
Posted by いとう茂 at 16:13Comments(0)